[5] 雑誌「社会事業の友」(昭和3年11月~昭和18年12月
第1回配本
【第1巻】

・創刊号(昭和三年十一月)
 口絵(第一回全島社会事業大会記念写真)
 巻頭言本会理事 杵淵義房
 本会の創設に際して本会々長 石黑英彦
 本会設立の趣旨本会副会長 竹下豊次
 本会設立の経過本会理事 杵淵義房
 社会事業大会の開会に際して台湾総督 川村竹治
 社会事業家諸君に望む総務長官 河原田稼吉
 論説
  癩病撲滅に就て馬階医院々長 ジー、グシウ、テイラー
  釈放者保護に就て台湾共済会々長 芳原政信
  貧民及窮民の意義と貧乏の原因本会理事 杵淵義房
 彙報
  会報
   本会有志打合会/本会役員の依嘱/会長の御即位式参列/副会長の文教局長理/賀表
   捧呈/恩賜財団より補助金の交附
  報告
   方面委員概況/公設職業紹介所概況/公設質舗概況/台北市簡易宿泊所概況
  雑報
   第二回社会事業講習会/南部方面委員大会/大日本連合青年団並女子青年団大会出席者
 大会記事
  大会概況/大会議事/総督招待会/会長招待会

・第二号(昭和三年十二月)
 巻頭言杵淵義房
 論説
  支那に於ける窮民救助の理想杵淵義房
  法律と社会金子辰太郎
  社会事業雑感葛岡 敏
  本島市街地に於ける住宅問題陳 全永
  母国満鮮社会事業管見石坂莊作
 彙報
  御大典彙報
  恩赦/減刑令/復権令/官吏、官吏待遇者等ノ懲戒及懲罰免除令/北海道地方費府県、
  市町村等ノ吏員、委員及役員ノ懲戒免除令/公証人、弁護士、司法代書人、弁理士及計
  理士ノ懲戒免除令/出納官、吏等ノ弁償責任免除令/海員懲戒免除令/恩赦ノ軍令/司
  法大臣謹話/養老ノ儀ニ付御下賜/賑恤金御下賜/総理大臣謹話/内務大臣謹話/社会
  局長官通牒/全国社会事業功労者ノ表彰/本島各種団体ノ賑恤金/本島に於ける各種事
  業功労者/社会事業関係者表彰/孝子節婦、義僕の表彰/明治大正両救済会の社会事業
  団体助成
 会報
 雑報
  社会事業功労者略歴及所感

・第三号
 巻頭言杵淵義房
 論説
  英米及内地の社会事業協会杵淵義房
  現代生活の半面と社会の暗影葛岡 敏
  社会事業より見たる原住民族井上伊之助
  本島風習の改善に就て陳 全永
  全国教化事業関係代表者大会に出席して山中 樵
  御大礼の内地へ佐々木龜雄
 彙報
  会報
  理事会/支部設置/支部役員/会員氏名/第二回全島方面委員大会/打合会
  報告
  方面委員概況/公設職業紹介所概況/
  公設質舗概況/台北市職業紹介所概況/
  公設質舗ト私営質舗トノ比較
  雑報
  台中州方面委員総会
  台南州支部寄稿
  台南州社会係及関係職員事務分掌
  台南州下の社会事業概況池田唯治郎
  社会事業の友創刊号を見て高島鈴三郎
  本島社会事業家に告ぐ許 淸江
  貧しき群を観る池田唯治郎
  社会事業雑感勝又保代
  社会事業としての台南庶民信用組合の沿革及現況櫻井 齊
  不就学児童の教化青木健一
  精神作興と社会浄化王 兆麟
  新楼病院の概況パーシバル、チーヤル
  愛と方面委員鄭 作型
  社会事業の友の発刊を祝す陳 福財
  方面委員事務取扱上の所感庄野橘太郎
  社会事業の感想 會老
 編集余禄

・第四号(昭和四年二月)
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 独逸の社会福利施設葛岡 敏
 労働問題に就て中村不覊兒
 感ずるまゝに鈴木秀夫
 社会事業の諸問題佐野研三、近藤滿夫、江崎正隆、蔡 彬淮、矢部 恪、葛岡 敏
 台北州下の社会事業概況
 社会事業と其の精神明山誠演
 方面委員の使命趙 澄源
 御大典の内地へ佐々木龜雄
 会報
  新入会員
 雑報
  紀元節御下賜金/恩賜財団昭和救済会設立/暴風雨罹災民に対し賑恤金下賜/台北仁済
  院及び愛々寮へ助成金交付/台北庶民信用組合総会/本島の癩病患者と肺結核病/台北
  市社会事業助成会創立/全島公設質舗の監査
 報告
  方面委員取扱件数/全島各公設質舗十一月概況/昭和三年十二月中全島公設職業紹介所
  事業概況
【第2巻】

・第五号(昭和四年四月)
 社会政策藤澤 穆
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 独逸の社会福利施設葛岡 敏
 労働問題に就て中村不覊兒
 住宅組合に就て陳 全永
 庶民金融と台北庶民信用組合樋口龜次郎
 聘金制度に就て藍 高川、水越幸一、林 履信、陳氏招治、謝 汝銓、
李氏鴛鴦、林 佛國、郭氏敎治、谷河梅人、西岡英夫
 方面委員大会雑記柴山武矩
 第二回全島方面委員大会
 会報
  会員氏名
  台南市の私設社会事業団体助成/台南州知事方面委員招待/高雄方面委員打合会/屏
  東方面委員打合会/高雄方面委員打合会/高雄方面委員助成会基金造成
 雑報
  公設質舗監査/石黒会長内地へ/守屋代議士来台/杵淵本会幹事東海岸視察/台北慈
  恵院監査
 聘金制度事実物語募集

・第六号(昭和四年五月)
 社会政策藤澤 穆
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 独逸に於ける社会福利施設葛岡 敏
 将来に認めらるべき社会事業の三大資源和田 博
 農村問題に就て中村不覊兒
 答申高島鈴三郎
 社会的施設歴訪記(台北市)柴山武矩
 聘金制度改善に就て竹下豊次
 台湾の婚姻に就て陳 全永
 聘金制度に就ての懇談会一記者
 聘金 ■婦仔 奴才 査媒嫺制度に関する調査志波吉太郎
 聘金に関する改善卑見大橋捨三郎
 金制度事実物語集石蘭山人
 慈恵院病院新築の運びに至るまで陶山秀樹
 内地便り
 救護法案
 会報
  新入会員、台北州支部報/高雄州支部報、雑報
 報告
  方面委員取扱件数/全島公設職業紹介所事業概況/
  全島各公設質舗概況/台北市簡易宿泊所報

・第七号(昭和四年六月)
 社会政策藤澤 穆
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 将来認めらるべき社会事業の三大資源和田 博
 蝕まれ行く児童の為に川村孫次郎
 農村問題に就て中村不覊兒
 台湾の婚姻に就て陳 全永
 馬蘭社の生活状態に就て安倍明義
 曹公■■の由来鐵關居士
 黎明を辿る葛岡 敏
 売られた査煤嫺蘭亭生
 相愛集柴山武矩
 内地便り
 会報
  新入会員、理事会開催
 報告
  公設質舗三月分概況/公設職業紹介所三月分四月分概況/窮民救助/
  台北市簡易宿泊所四月分月報
【第3巻】

・第八号(昭和四年七月)
 社会政策藤澤 穆
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 蝕まれ行く児童の為に川村孫四郎
 与太 洒落 漫談石川眞澄
 卑南社の生活状態に就て安倍明義
 アミ族蕃社の社会変遷和田 博
 天に唾するもの葛岡 敏
 教化事業講習会に出席して佐山 都貞
 世のこと人の事ども柴山武矩
 内地便り
 会報
  各州庁別会員数
 報告
  全島各公設質舗四月分概況/公設質舗昭和三年度

・第九号(昭和四年八月)
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 社会事業資金の経済的根拠葛岡 敏
 アミ族蕃社の社会変遷和田 博
 救世軍創生記山室軍平
 新聞記事から見た不良少年の跳梁川村孫四郎
 買はれた■婦仔蘭亭生
 産業災害の防止について松村 強
 社会事業家の声
 断片語石川眞澄
 はしたなき人々柴山武矩
 内地便り
 会報
  山室軍平氏講演会及懇親会/新入会員
 雑報
  社会事業視察者内地派遣/高雄州主催第三回社会事業講習会
  /阿里山にて社会事業講習会開催
 報告
  全島公設質舗五、六月概況/全島行旅病人及行旅死亡人の概況

・第十号(昭和四年九月)
 新旧両会長挨拶文
 社会事業と宗教山室軍平
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 アミ族蕃社の社会改善案和田 博
 失業問題と知識階級者の没落葛岡 敏
 現今我国に於ける経済を論じ併て労働問題に及ぶ毛利 寛
 感化教育と賞罰及貯金川村孫四郎
 産業災害の原因と予防策松村 強
 基隆に於ける社会事業石坂莊作
 新竹授産場柴山武矩
 内地便り
 雑報
  総督府主催第三回社会事業講習会出席者氏名/昭和三年度高等専門学校卒業生就職
  調査報告/高雄州主催第四回社会事業講習会/台南州社会事業施設
 一覧表
 報告
  台南州昭和四年社会事業関係歳出歳入予算調及行旅病人救護及行旅死亡人取扱人員
  州費支出調/昭和四年七月分全島公設職業紹介所事業概況
【第4巻】

・第十一号(昭和四年十月)
 社会事業と宗教山室軍平
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 産業災害の原因と予防策松村 強
 アミ族蕃社の社会改善策和田 博
 宗教と道徳中井玄道
 随想葛岡 敏
 慈恵院その他柴山武矩
 交通道徳に関する打合会
 交通事故の起らぬ様お互いに注意しませう木原圓次
 交通事故に就て松木次郎
 本校児童交通保護に就て石川彦太郎
 自転車人の希望KM生
 交通上のきまりを守れ辜振甫
 事故商売R運転手
 交通上の注意本田照子
 交通受難一市民投
 寸影寸感岡本民治
 交通整理と人口の郊外分散田中一二
 自動車関係諸士へ希望手貝千代志
 内地たより
 会報
  戸田貞三氏講演
 雑報
  保護デーの講演を聴く

・第十二号(昭和四年十一月)
 阿片吸食の源流と台湾井出季和太
 アミ族蕃社の社会改善策和田 博
 アミ族の結婚に就て安倍明義
 金原明善翁に就ての話を鈴木信一氏に聴く一記者
 社会事業の友創刊一週年の回顧高島鐵關
 産業災害の原因と予防策松村 強
 安全運動の提唱宮地蒼生夫
 台湾見物記より中井玄道
 東伏見宮妃殿下台北の社会的施設に御名代として後藤治子夫人を御差遣
 本島人の信仰に顕はれた海の神螺渓生
 旅信一束、社会事業視察 青年団
 内地便り
 支那に於ける救護制度の歴史的考察(八)杵淵義房
 会報
  新入会員/雑録
 報告
  方面委員調/同経費調/同担当世帯数調/
  全島方面委員取扱件数調/方面書記調/方面委員事業助成会調/
  全島各公設質舗六月分概況/同七月分概況/同八月分概況/
  職業紹介所事業概況(八月分)同職業別表

・十三号(昭和四年十二月)
 通達
 訓辞杉本 良
 就任の御挨拶野口敏治
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 本島に於ける産業福利施設松村 強
 方面委員活動のあと
  有為の青年を 張 森田/姦通事件の解決 内山龜太郎/郷里に帰す 許 淸江/
  困つた問題 富山 豊/困つた方面問題 鈴木重嶽/希望を籠めて 羅 百祿/
  結婚難の解決 唐 榮/或争議の調停に立つ 蔡 彬淮/
  死者も地下に瞑す 針原幸次郎/最大多数の最大幸福 呉 茂樹/
  問題二三 高島鈴三郎/或阿片吸食者 近藤進之助/
  ある両性間の趣味的物語 林 徳林/
  夫と更に長男を亡ひ幼児を抱へた寡婦 佐野研三/
  妻は他界し残された五人の遺族 重田榮治/病と貧とに喘ぐ遺族 竹林徳松/
  老衰者の送還 飯田 淸/家族を鏖殺せんとして自殺した哀れな家 楊春生/
  運命に呪はれた薄幸な孤児 大歳徳太郎/苦心の一例 野口有圀/
  社会の実際生活 貫田至道
 来朝するエバンゼリン・ブース断片山室軍平
 墳墓をめぐる本島人の信仰增田福太郎
 或日の方面委員事務所蘭亭生
 月に関する神話その他松倉鐵藏
 歳晩の記柴山武矩
 内地便り
 旅信
 会報
 副会長就任
 雑報
 第三回南部方面委員打合会/外人招待茶話会/青年記念日に際し
 /台北方面委員懇談会/基隆市方面委員懇談会/宜蘭街方面委員懇談会
【第5巻】

・第十四号(昭和五年一月)
 内地社会事業視察記杵淵義房
 感想
  杵淵義房、中村不覊兒、立花 壽、佐竹齊吉、竹林徳松、野口有圀、陳 火旺、
  長島 信、呉 庚爐、東館信明、針原幸次郎、萩原 忍、李 錫勲、葛岡 敏、
  柴田恒三郎、田口富士雄、志賀 格、内山龜太郎、施 乾、澤本金吾、陳 全永、
  タノパク、戸田幸平、加藤五郎、陳 武臺、星野茂雄、山田嘉定、オロク、
  パイラン、ウンノク
 越年迎春の行事に就て杉本 良
 社会事業経営に関する二三考察葛岡 敏
 一つの提唱湯川鹿造
 蕃界生活の回顧井上伊之助
 本島に於ける公設助産婦に就て石川眞澄
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 社会政策戸田貞三
 報告

・第十五号(昭和五年二月)
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 企業利潤に対する一考察宮地蒼生夫
 方面委員活躍のあと補追宮川精九郎/菅谷織右門/安藤彦市/眞砂由次郎
 墳墓をめぐる本島人の信仰增田福太郎
 本島人の霊魂観李 添春
 東京の初午と田舎の初午西岡英夫
 質舗の起源松村 強
 社会政策戸田貞三
 阿片の問題石井 保、倉岡彦助、下條九馬一、谷河梅人、張 紹濂、
葉 猫猫、堀内次雄、杜 聰明
 金輸解禁の新年を迎へて高島鈴三郎
 会報
  理事会/第二回全島社会事業大会及第三回方面委員大会要項
 雑報
 報告
  台湾社会事業協会昭和三年度収支決算/同五年度収入予算/同支出予算

・第十六号(昭和五年三月)
 支那に於ける救護制度の歴史的考察杵淵義房
 児童保護の精神葛岡 敏
 本島人に固有なる宗教思想の動き增田福太郎
 台南市内に於ける芸妓娼妓酌婦と三光会甲斐喜市
 ボロの光澤本金吾
 雛祭について高橋鏡子
 三月三日乙守たまを
 宜蘭街社会事業助成会に就て張 振茂
 局長随行断片記柴山武矩
 文教局長を迎へる詹 氏越
 内地便り
 公設産婆経費調表
 会報 評議員会
 雑報
【第6巻】

・第十七号(昭和五年四月)
 第二回全島社会事業大会
  長官告辞/杉本台湾社会事業協会長の挨拶/台南州知事の祝辞/台南市尹の祝辞/
  協議会議事録/付議事項一覧/出席者氏名
 大会感想集
  中村不覊兒、福田収作、黄 春忠、眞方周彦、YO生、呉 庚爐、黄 肇基、
  松井晟千代、石橋慧空、澤本金吾
 第三回全島方面委員大会
 杉本台湾社会事業協会長の挨拶
 台南州知事の祝辞
 台南市尹の祝辞
 協議会議事録
 大会感想集
  湯川鹿造、石 鏗遠、田口富士雄、陳 火旺、許 淸江、大橋圭一、葛岡生、
  高島鈴三郎、林 水樹、黄 丙、高雄市方面委員有志、唐 榮、楊 群英、
  官 英渓、佐々木智、陳 管仲、高 文瑞、王 烏■
 雑報 社会事業家懇談会/三月の懇談会
 昭和四年度会費納入者氏名(台北州の分)

・第十八号(昭和五年五月)
  乳幼児愛護号
 子供の日に際して杉本 良
 子供の日設定まで野口敏治
 児童の職業指導に就て中村不覊兒
 揺藍を動かすもの葛岡 敏
 児童保護運動雑感瀨戸鉚太郎
 台中乳幼児保護協会に就て桑原淸起
 乳幼児保護問題山本宗三郎
 本島に於ける乳幼児の保健衛生状態と其の保護問題に就て下條久馬一
 乳幼児保護と寄生虫の危害横川 定
 学童の保健皆吉 質
 如何にせば妊娠及分娩中に起る危難を免かれ得べきや迎 諧
 亜熱帯地方の子供に多い病気と少ない病気安井慧之助
 乳児の哺育及保健酒井 潔
 乳幼児の歯牙の衛生に就て内保傳次
 欧米に於ける児童の保護施設倉岡彦助
 乳幼児死亡防止策堀内次雄
 離乳時期についての経験談橘詰正治
 端午の節句山中 樵
 端午節の起源に就て李 添春
 総督府図書館の児童に関する施設上森大輔
 柏餅と幟浮田辰平
 乳児死亡に就て石川眞澄
 出産に関する本島人の信仰增田福太郎
 アミ族の出産に就て安倍明義
 アメリカは強健な第二の国民を求めてゐる

・第十九号(昭和五年六月)
 社会政策戸田貞三
 支那に於ける救護制度の歴史的考察(十三)杵淵義房
 子供の日を回想して野口敏治
 子供の日のあとを辿りて
  台北州の部/新竹州の部/台中州の部/台南州の部/高雄州の部/
  台東庁の部/花蓮港の部/澎湖庁の部
 真夏の夜の客杉本 良
 子供の日の協会本部
 子供の日を終りて石川眞澄
 基隆博愛団と子供の日勝矢劔太郎
 内地便り
 会報
  社会事業事務打合会/社会事業協会昭和五年度収支予算/
  財団法人台湾社会事業協会定款施行細則/同支部細則
 雑報
 報告
  方面委員取扱件数(昭和四年度)職業紹介所事業状況
  (昭和五年一月分、二月分、三月分)新竹州支部会員会費納入者氏名(昭和四年度)
【第7巻】

・第二十号(昭和五年七月)
 精神異常者保護の必要野口敏治
 精神病学と社会問題医学博士 中村 讓
 私設精神病院の助成に就て蓑和藤治郎
 精神病者監護施設に就て下條久馬一、旭 重雄
 あはれ狂へる人々のすがた
  畠荒し患者の保護 台北市方面委員 周 深/老人の精神病 台北市方面書記 高橋
  利廣/行商人の色情狂 台北市方面委員 張 淸港/妻の産気中に発狂 台北市方面
  委員 楊春生/少女の放火狂 台北市方面委員 木村米太郎/失敗者の保護 台北市
  方面委員 前田治吉/小膽者の発狂 台北市方面委員 呉 桂仁/元官吏の精神病保
  護 台北市方面委員 竹林徳松/哀れな婦人 台北市方面委員 西尾善兵衛/気が狂
  って里方へ歸した新妻 台北市方面委員 施 福龍/痴呆の保護 台北市方面委員
  林 小英/寡婦の保護 台北市方面委員 大歳徳太郎/職人の精神異状 台北市方面
  委員 柯 秋潔/青年の憂鬱症 台北市方面委員 佐野研三/哀れ!! 精神病者!!!
  基隆市方面委員 蔡 慶雲/一つの要望 宜蘭街方面委員 張 添旺/防貧、救貧と
  精神病者保護 宜蘭街方面委員 石 鏗遠/婦人の癲狂の全癒 台北市方面委員 重
  田榮治/早発性痴呆 台北市方面委員 中川由松/案外な成功 宜蘭街方面委員 陳
  火旺
 狂人を語る台北医学専門学校 竹内八和太
 精神異常者の世界葛岡生
 文化と精神病台北仁済院医長 北野鐵彌
 病院設立必要の焦眉なる事を絶叫す台北市方面委員 佐野研三
 七夕と和歌加藤春城
 会報
 雑報
 報告
  昭和五年四月分各種職業紹介事業状況/同職業別/三月分公設室舗業況

・第二十一号(昭和五年八月)
 方面委員活躍のあとを辿りて野口敏治
 制度を活かすも殺すも人次第三卷俊夫
 方面委員活躍のあと
  貧者の一灯 竹林徳松/復活の道へ 顏 源發/再生の喜びを 内山龜太郎/
  逆境を開拓したKの家庭 齋藤雅一/失敗のあとを顧みて 本田壽一/
  路頭に迷ふ哀れな夫婦者 犬塚才太郎/死を待つ姉妹 塚才太郎/
  あゝ可憐なる孤児よ 阿部山晋一郎/屏風行商人 阿村 淸/図々しい男 林 朝陽/
  モヒ中毒者 二瓶源五/相撲取の渡り者 岡本快道/薄情な親子 岡本快道/
  役者の末路 田口富士雄/貞婦の鑑 蔡 慶雲/方面委員の役得 湯川鹿造/
  親孝行者の神経衰弱 楊春生/行旅病者救護 平田藤太郎/
  経済に疎いため落魄せし婦人 近藤滿夫/正直な老人 林 小英/
  廃兵の救護 近藤勝次郎/不良児の保護 周 秋冬/
  病と貧とに喘ぐ孤独者 友田守惠/ 按摩一家の全滅 施 福龍/
  帰国世話 今道定次郎/貧に泣く親子三人 富田榮太郎/
  哀れな老人救護 張 淸港/夫婦共病褥の哀れな家庭 和田 彰/
  あつと思ふ間もなく牛車に衝き当り即死 佐野研三/孤児を引取る 楊 神松/
  方面荒しの標本 石橋慧空/聘金が生んだ悲劇 轟木直一・櫂なき小舟 谷口忠太
 六函街・下暦庄スケッチY・N生
 英京のイースト・エンドを見て勝矢劒太郎
 新竹共榮舎だよりR・S生
 その後彼の女はどうなつたか鎌田榮吾
 内地だより
 方面委員制度と社会浄化葛岡 敏
 方面事業雑感陳 全永
 方面委員制度実施の跡を顧みて中村不覊兒
 新竹州に於ける方面事業の概況/台中州に於ける方面事業の概況/
 台南州に於ける方面事業の概況/高雄州に於ける方面事業の現況に就て禿 顯雄
 社会政策戸田貞三
 統計
  方面委員月報(四、五月分)/公設質舗月報(四、五月分)/
  台北市簡易宿泊所月報/子供の日実施概況
 雑報
 会報

・第二十二号(昭和五年九月)
 酒の社会と酒なしの社会 杉本 良/酒の問題に就て 横川 定/
 国家禁酒に至るの道程 吉田坦藏/酒と犯罪に就て 市川淸一郎/
 酒と犯罪 瀨川了全/禁酒問題の一考察 古米 調/酒の作用に就て 邱 賢添/
 茶飲み話 鈴木秀夫/台湾禁酒会紹介 池野 隆/鐵道と酒害 岸 喜鑑/
 優生問題より見たる禁酒 賀川豊彦/酒無き結婚式披露 勝矢劒太郎/
 酒は果して百薬の長か 堀内次雄/ 婦人よ禁酒法を護れ ヘンリ・フォード/
 酒と私 内藤又一/感謝に変ヘて 近藤進之助/酒の害 王 國陣/
 在台三十年の禁酒生活 三井榮治郎/酒精による快感の解剖 林 春雄
 社会政策戸田貞三
 方面委員活躍のあとを読みて湯川鹿造
 刑務所釈放者保護否定説を排す 帶金悅之助/釈放者保護考察 山本眞平/
 釈放者保護事業に就て 谷河梅人/釈放者保護に就て 中村不覊兒/
 教化の立場より 安藤靈巌/釈放者保護事業は結局社会の自衛手段である 山田榮治郎/
 釈放者保護事業の重要性に就て 芳原政信/司法保護事業に就て 葛岡生/
 保護につきて 松井晟千代/保護事業に対する私の信念  小川信道/
 少年釈放者保護管見 西 武雄/釈放者保護事業の対象 重藤幹一
 雑報
【第8巻】

・第二十三号(昭和五年十月)
 社会事業に関する断想大森宗嗣
 泣いて暮せる日本の母性三田谷啓
 産児制限を何う見るか增田抱村
 合理化か高利化か早崎八洲
 社会事業の統制松澤兼人
 女志賀志那人
 杏林雑話中村 讓
 社会事業展望葛岡 敏
 社会問題としての医療普及を如何にすべきや紀木参次郎
 救護制度の統一を望む中村不覊兒
 母子扶助法について赤松明子
 月のしづく安藤正夫
 柴田恒三郎氏横山經三
 木兎の眼柴山武矩
 内地社会事業の視察を終へて星野 力
 内地社会事業視察の感想樋口龜次郎
 内地視察を終へて岸 達躬
 内地社会事業視察感想賴 榮春
 内地視察の感想横山 經三
 内地視察雑感蔡 慶雲
 母国を視察して其の雑感二、三磯 國治
 内地社会事業視察感想録陳 金陶
 社会事業視察感想断片宋 淸泉
 視察雑感芳原政信
 社会事業懇談会の末席を汚すの記湯川 生
 英京のイースト・エンドを見て勝矢劒太郎
 同情週間と社会事業の進路澤本金吾
 雑報
 報告

・第二十四号(昭和五年十一月)
 台湾の社会事業家に寄す守屋榮夫
 附憑の話中村 讓
 何が日本を癩病国にしたか上川 豊
 児童図書館の建設を望む上森大輔
 此の頃の所感の二三杉本 良
 農村社会事業に就て中村不覊兒
 台中乳幼児健康相談所々感山本宗三郎
 木兎の眼柴山武矩
 社会事業管見和香生
 内地視察懺悔話内山龜太郎
 社会事業講習会澤本金吾
 長夜物語×××
 視察雑感劉 棟
 内地だより
 樂生院(癩療養所)
 雑報
 報告

・第二十五号(昭和五年十二月)
 協会の一年野口敏治
 生活線下の群れと愛大澤貞吉
 社会事業本年の回顧葛岡 敏
 農村の社会事業中村不覊兒
 貧しき人々を訪ふ一記者
 テイラー博士の光栄
 英文
 木兎の眼柴山武矩
 第四回南部方面委員事務打合会
 ○Δ対話
 年末雑感東紅生
 最近の本島社会運動KM生
 本島に於ける社会事業経費
 市場に関する所見を述ぶ林 春香
 失業問題管見宮地蒼生夫
 方面委員の周旋で就職した私の所感川島新太郎
 雑報
【第9巻】

・第二十六号(昭和六年一月)
 新春の辞杉本 良
 台湾の社会事業所感阿部文夫
 農村社会事業に就て中村不覊兒
 金と社会問題增田抱村
 社会の罪高橋鏡子
 大衆と娯楽早崎八州
 独逸の新年と珍らしい行事中野文吉
 全国の失業者
 貧乏退治道話警世老客
 国姓爺の顔と書山中 樵
 遠吠え逃吠え一六山人
 乞食金品給与に関して横山經三
 貧者の一灯周 登梯
 意気のある関心な男乾 林三
 ロンドン裏の十字街勝矢劒太郎
 社会生活の基準葛岡 敏
 方面事業生江孝之
 会報、雑報

・第二十七号(昭和六年二月)
 千載の一遇
 癩問題号発行に際して野口敏治
 台湾に於ける癩に就て石井 保
 癩問題に就て蓑和藤次郎
 社会事業としての癩問題小林正金
 癩予防救済会創設の必要を論ず高野六郎
 癩問題の新紀元中條資俊
 癩病根絶運動と希望社後藤靜香
 癩患者と文芸生活内田守人
 癩病の根絶問題に就て和田良雄
 癩の世界流行史略土肥慶藏
 安達内相の示した癩撲滅案
 癩の予防撲滅法に関する改善意見靑木大勇
 ノルウエー國ベルゲン癩療養所視察旅行記並に感想河村正之
 ハワイに於ける癩の救療施設に就て小林和三郎
 朝鮮に於ける公私療養所施設に就て矢澤俊一郎
 台湾には癩病患者が幾千人あるでせうか上川 豊
 癩予防根絶運動と社会的運動
 国際連盟と癩テイラー
 癩は遺伝病か将た伝染病か堀内次雄
 台湾対癩策管見宮原 敦
 台湾の養済院
 台湾に於ける癩問題チール
 所感有住左武郎
 台湾に癩療養所の出来るまで中村不覊兒
 全生病院の生活林 文雄
 大島療養所に於ける癩患者の日常生活野島泰次
 九州療養所に於ける患者の日常榊原五百枚
 鈴蘭園
 樂生院の現状について李 維湘
 清正公と熊本の癩病石松量藏
 最近の感想加藤七三
 癩病に関する感想林 芳信
 その頃の話杉本 良
 路傍の癩人
 癩療養所建物計画に就て坂本 登
 文化と癩病遠山郁三
 世界各国の癩患者数
 関係法令
 Problem of Leprosy in TaiwanPercy Cheal
 League of Nations and LeprosyG.Gushue Taylor

・第二十八号(昭和六年三月)
 台湾の印象と希望生江孝之
 最近の社会的な問題戸川貞雄
 借地借家法に就て葛岡 敏
 鄭成功の顔と書臺陽外史
 須らく禅的生活を高島鐵關居士
 速に本島に職業紹介法の施行を望む庄野橘太郎
 隆生橋水酉生
 社頭禁酒会生る桂竹生
 方面事業生江孝之
 内地だより
 報告
 雑報
【第10巻】

・第二十九号(昭和六年四月)
 第一回通常総会の記
 第三回全島社会事業大会の記
 告辞 高橋守雄/祝辞 田端幸三郎/祝辞 山本正一/社会事業大会の挨拶 杉本 良
 /社会事業大会議事録/癩問題に就て 上川 豊/精神病問題 中村 讓/竹風に頬を
 吹かれつゝ 湯川 生/落穂籠 澤本金吾/祝辞 田端幸三郎/祝辞 山本正一/方面
 委員大会の挨拶 杉本 良/全島方面委員大会議事録/社会事業大会附議事項/大会の
 後を顧みて 螺溪生
 和田博を思ふ加納久夫
 標語の決定まで児童部委員
 内地の乳幼児愛護週間
 昭和五年度会費納入調

・第三十号(昭和六年五月)
 第二回子供の日野口敏治
 欧米に於ける児童愛護週間運動の梗概生江孝之
 児童の栄養及給食問題山本宗三郎
 小児の病気と家庭療法に対する注意岡田道一
 身体発育のおくれた児童の保護三田谷啓
 乳児死亡率と生物学的膨張率早崎八州
 本島に於ける死産の統計的観察と妊産婦保護問題下條久馬一
 成徳学院の施設に就て杵淵義房
 孤児と被虐待児保護に就て樋口龜次郎
 盲唖児の職業指導について安藤太三郎
 公設産婆の現況とその将来桑原淸起
 子供の日行進歌
 児童保護運動の目標葛岡 敏
 自然に帰れ皆吉和香
 保育施設について中村不覊兒
 児童愛護運動私見瀨戸鉚太郎
 和田博憶ふを読みて
 児童遊園に就て禿 顯雄
 雑報
 報告

・第三十一号(昭和六年六月)
 欧米各國に於ける結核豫防施設と本島の結核問題下条久馬一/旭重雄
  結核豫防デーに際し臺灣の結核問題を語る堀内次雄
 臺灣に於ける結核問題新免 勝
 結核豫防座談會
 療養所の擴張を促す佐野研三
 第二回子供の日の協會本部
 第二回子供の日を終つて石川眞澄
 育児資料展覧會を顧みて螺渓生
 子供の日のあと柴山武矩
 ダレンス・トレイニングコロニー KENT DARTFORD DARENTHTRAININSCOLONY
   (ケント洲ダートフォードに於ける 低能者訓育所の略概)阿部文
 方面事業生江孝之
 雑報 マニラに於ける国際的癩會議
 會報
 編集後記
【第11巻】

・第三十二号(昭和六年七月)
 御挨拶大場鑑次郎
 御挨拶江藤昌之
 児童保護事業概説楠原祖一郎
 家に入るまでのお話杉本 良
 方面カードの取扱に就て横山經三
 方面事業生江孝之
 国際的に人の歩む道如何高島鐵關居士
 澎湖と結核畠山長作
 借地借家法に就て葛岡 敏
 剣を捨てゝ宮地硬介
 社会事業家の横顔隅土 滿
 道路社会事業断想早崎八洲
 人身売買禁止に関する国際条約と我国との関係(一)杵淵義房
 人間と結核新免 勝
 エルバフェルド救済制度の起源と動機生江孝之
 雑報
 雑記帖TS生
 会報

・第三十三号(昭和六年八月)
 古代日本の社会事業增田抱村
 人身売買禁止に関する国際条約と我国との関係杵淵義房
 フイロソフイア・インチキス早崎八洲
 社会事業の根本対象の一考察大林宗嗣
 社会政策の地方化守屋榮夫
 救護法の施行と本島の窮民救助螺溪生
 住宅問題に就て中村不覊兒
 ある社会事業家の日記勝矢劒太郎
 結核予防日のあとを見てTS生
 台湾の温泉陳 全永
 台湾の山井上一男
 奴隷類似の査媒嫺に就て大澤貞吉
 査媒嫺問題の一考察黄 介騫
 児童保護生江孝之
 児童保護事業概況楠原祖一郎
 編集後記

・第三十四号(昭和六年九月)
 我国の禁酒運動と世界各国に於ける禁酒教育の概観横川 定
 禁酒は世界の大勢なり吉田坦藏
 二十五歳禁酒法は何故作らねばならぬか小鹽宗次
 少年禁酒軍岸 三樹江
 米国の禁酒と婦人の力三井 明
 真面目に考へよ丸山篤一郎
 禁酒運動と郷土愛藤崎濟之助
 溺らせた酒KK生
 私の家族の禁酒生活三井榮次郎
 酒客は何処へ行くか桂竹生
 「アルコール」の生物学的作用邱 賢添
 ある社会事業家の日記勝矢劒太郎
 児童保護生江孝之
 児童保護事業概況楠原祖一郎
 人身売買禁止に関する国際条約と我国との関係杵淵義房
 会報
 編集後記
【第12巻】

・第三十五号(昭和六年十月)
 査媒嫺問題に就て大場鑑次郎
 査媒嫺問題号発行に際して江藤昌之
 査媒嫺制度の改廃に就て郭 延俊
 査媒嫺の法律上の地位黄炎生
 査媒嫺問題座談会
 査媒嫺制度私見陳 全永
 査媒嫺廃止に就て中村不覊兒
 査媒嫺制度廃止に就て張陳氏尾
 人にして人に非ざる者林 進明
 査媒嫺制度を如何に処置すべきや横山經三
 査媒嫺制度改善に就て潘 欽龍
 査媒嫺の祈りCM子
 ある社会事業家の日記勝矢劒太郎
 国際連盟に於ける奴隷問題
 査媒嫺保護の対策村上薹陽
 制度改善の声
  彭 華英/陳 懐澄/鄭 作型/黄 銀漢/施 炳訓/陳 純精/陳 振能/
  林 氏英/蔡氏阿信/林 鑑/失 名/陳 光燦/張陳氏紅綢/施 福龍/
  黄陳氏招治/林 伯餘/劉氏碧玉/陳 啓峯/
 第二回査媒嫺問題座談会
 本島の悪習慣査媒嫺制度の改善大場鑑次郎
 雑報
 会報

・第三十六号(昭和六年十一月)
 堕胎問題の人口論的観察増田抱村
 琉球人の髑髏山中 樵
 医学上から見た最も有効な読書法三上善介
 査媒嫺問題に関する寸感陳 戊崑
 母なき児勝矢劒太郎
 いひなづけに就て小林三次郎
 初冬の哺乳児村瀨 亘
 査媒嫺禁止論黄 欣
 聾唖の原因と其予防に就て安藤太三郎
 失明防止と盲人救済策に就て中村不覊兒
 英国の精神欠陥者法(一九一三年)の紹介上田 保
 殖えてゆく失業者の群FN生
 児童保護事業概況楠原祖一郎
 雑報及会報
 編集後記
・第三十七号(昭和六年十二月)
 方面委員活躍号発刊に際して江藤昌之
 偶感三卷俊夫
 全島方面事業一瞥陳 全永
 全島各地に於ける第一回社会事業記念日の模様
 方面委員取扱物語
  取扱物語 岡部快道/方面委員として自ら省みて一段の修養を感ず 黑木生/方面
  事業の成績は委員の如何に依る乎 林 双輝/悲嘆に暮るゝ失明者を救ふ 盧 連
  明/本島人の聘金制度の弊害は若き男女を死路に誘導する蔡 慶雲/事志とたがふ
  谷口愛太郎/薄幸な老婦 田口富士雄/散りし花 藤生裕俊/哀れな一家 今道定
  治郎/婆さんの自殺を救ふ 張 淸港/教育中毒 鎌田榮吾/零落の婦を親元に
  施 福龍/パン屋さんの呼売声がなくなる 富田榮太郎/ヤット厚生 竹林徳松/
  旅の空の悲しさ 大歳徳太郎/奉公の世話 中川由松/ のし餅の配布 周 秋冬
  /親のいない幼児 佐野研三/家庭争議の仲裁 齋藤雅一/台湾紹介の活動写真を
  観て 柏木太兵衛/台湾紹介の新聞記事にほだされて 和田 彰/不幸は重なる哀
  れな青年 童 錦秀/ありし日の栄華も夢 李 俊啓/寄る辺なき老婆 木村米太
  郎/不良児の保護 藤井與之吉/卒年間際にギャフン 吉鹿善次郎/健気な少年を
  世話した 近藤勝治郎/モヒ中毒 長谷川哲三郎
 社会事業の対象となる細民に就て松永 榮
 基隆港ルンペン送還往来帖勝矢劒太郎
 脳の疲れと休養法松山幸平
 高雄に於ける方面委員事業と助成会の現況内海庄五郎
小食でも精力は衰ヘぬ三木謙二
 新マルサス主義に就て三村章吉
 生活と経済ニュース前田繁一
 琉球人の髑髏(中)山下 樵
 改善すべき歳暮贈答品藤峯雪子
 不良少年は未然に防ぎ得るか成田勝郎
 大晦日漫話髙柳誠志
 雑報及会報
 編集後記
第2回配本
【第13巻】

・第三十八号(昭和七年一月)
 年頭の辞大場鑑次郎
 社会事業の合理化江藤昌之
 第一回社会事業記念日に当りて江藤昌之
 社会事業記念日懇談会の記
 内地視察団の感想
  湾社会事業展望
石川眞澄、瀧川一造、佐々木智、呉 士屋、陳 戊崑、湯 甘來蕭 乾源、施
學白、林 英豪、王 烏●、陳 模、水越定吉、許 生、阿部山生、矢部 恪
 上欄
  紙屑籠 高山文哉/正しい育児の法 平山安夫/家庭衛生と婦人の任務 橋本寛敏
  /妊婦に起り易い病気と其手当 杉山 仲/健康増進の秘訣 淺田 一
 内地社会事業視察記石川眞澄
 琉球人の髑髏山中 樵
 雑報
 編集後記

・第三十九号(昭和七年二月)
 多難の秋紀元節を迎へて後藤文夫
 昭和七年の台湾社会事業展望
  信仰と迷信 施 學白/新春に際しての所感 田中千代/
  過去の手帳を顧みて 福田收作/無題録 横山經三/
  高雄市社会事業の展望 内海庄五郎/偶感 中村不覊兒/
  昭和七年の台湾癩問題を展望して 上川 豊/
  基隆博愛団よ隣保事業の殿堂たれ 勝矢劒太郎
 ●寮風寒し柴山武矩
 大会出席者の為に内海生
 方面事業実務講義要綱中村不覊兒
 児童保護問題と本島安井慧之助
 釈放者保護事業に就ての講義要鋼帶金悅之助
 民族衛生の要綱阿部文夫
 雑報
 学校伝染病予防規則/学校伝染病予防規程

・第四十号(昭和七年三月)
 台湾社会事業協会第二回通常総会
 第四回全島社会事業大会
  告辞 総務長官 平塚廣義/挨拶 台湾社会事業協会長 大場鑑次郎/
  祝辞 高雄州知事 野口敏治/同 高雄市尹 今井昌治/同 大坪與一/
  表彰式/協議会
 第五回全島方面委員大会
  挨拶 台湾社会事業協会長 大場鑑次郎/祝辞 高雄州知事 野口敏治/
  同 高雄市尹 今井昌治/同 中村一造/協議会
 両大会出席者氏名
 欧米社会事業所感山本眞平
 大会余聞録
  無駄 XYZ/希望を籠めて 富山 豊/大会参加の感想 轟木直一/
  雑観 H生/社会及方面委員感想 林 双輝/方面事業助成会の基金造成
  横山經三/他山の石 村上玉吉/全島方面委員大会中に於ける感想 蔡 慶雲/
  第四回社会事業大会及第五回方面委員大会の感想 中村不覊兒/
  第四回全島社会事業、第五回全島方面委員大会雑感 髙島鐵關生/大会に臨みての
  感想 鈴木重嶽/寂として声あり 湯川 生/両大会の感想 庄野橘太郎/
  大会雑感 TT生
 屏東及高雄社会事業観察記(甲班)ΔΔ生
 鵞鑾鼻紀行柴山武矩
 大会の設備に対する感謝陳 全永
 雑報
 編集後記
【第14巻】

・第四十一号(昭和七年四月)
 写真版 南台湾総督 安武文教局長
 台湾統治ノ大命ヲ拝シテ台湾総督 南 弘
 失明防止問題
  失明防止に就て 医学博士 宮原武熊/失明防止と「トラホーム予防法」 旭 重
  雄/トラホーム予防法/失明防止座談会
 研究
  癩問題について 総督府樂生院長 上川 豊/太陽黒点説と失業問題 増田抱村/
  夢の神秘と科学 文学士 橋本有邦
 隣保
  隣保館の話 日本女子大学教授 生江孝之/基隆博愛団よ隣保事業の殿堂たれ 勝
  矢劒太郎
 資料
  全島各公設質舗二月分業務状況及貸出高/基隆市社会事業助成会設立趣意、会則、
  内規
 紀行
  鵞鑾鼻紀行 柴山武矩/台湾社会事業鳥瞰図(1)台東開導所 大野作市/想ひ起す
  アミ族の死亡率 甲斐壽男
 雑録
  子供の日当選標語発表/社会事業の友日誌

・第四十二号(特集号)(昭和七年五月)
 (写真版)楽しき幼児/故岡本歸一氏筆/子供に関係深い名画と銅像
 統計(石版)
 楽譜/端午・いとしの吾子よ
 社会事業家に望む文教局長 安武直夫
 第三回子供の日について台湾社会事業協会副会長 江藤昌之
 保健衛生
  授乳困難と授乳禁止 安井慧之助/三疾患の全滅を期す 安井慧之助/初生児膿漏
  眼に就て 塚原義雄/健康の鍵は口腔衛生にあり 内海傳次/乳幼児の栄養に就て
  山本宗三郎
 資料
  最近本島乳児死亡率に就て 下條久馬一/各国乳幼児死亡率表/全島産婆及医師数
  並産婆一人当生産数
 研究
  台湾の習慣に於ける妊産と児童保護 陳 全永、黄 介■/児童保護の意義と我国
  に於ける児童保護趨勢 中村不覊兒/乳幼児愛護について 台湾社会事業協会理事
  郭 延俊
 少年保護座談会
 紹介批評
  若きママさん 山中樵/玩具と子供の教育 石川眞澄/児童の遊ばせ方と学ばせ方
  大野作市/新しき国新西蘭と濛洲 石川眞澄/良き参考書(フーベル館調)/愛育
  の本百種(台湾総督府図書館調)
 絵本選択の標準と五月号絵本中良書の推薦
 保育指導
  託児所と育児 佐竹齊吉/幼児の楽しむ唱歌と遊技 早川節子/絵本について 上
  森大輔/育児と玩具 立花 壽/玩具の「選び方」から「与へ方」へ 速水國彦
 童話鯉のぼり髙島 巌
 雑録
  子供の家の創立案/台湾社会事業協会本部乳幼児選奨要綱/本島各地の実情に即し
  急施を要する乳幼保護施設回答隣人の愛(方面委員活動の足跡1) 勝矢劒太郎/
  児童愛護の現はれた和歌/社会事業の友日誌
 絵本・玩具・童謡座談会

・第四十三号(昭和七年六月)
 結核予防日に就て泉 藏
 結核問題の解決は一に予防法の実行にあり倉岡彦助
 結核予防に関する常識下條久馬一
 職業の種類と肺結核富士貞吉
 結核の常識新免 勝
 台湾の結核予防に関する卑見施 江南
 栄養の話山本 亮
 台湾の結核予防日に当りて蓑和藤治郎
 我国結核予防事業今後の方針如何有馬賴吉
 価値一銭五厘の男田中千代
 人口と食糧との中間に作業する社会事情諸考竹中 竹
 社会事業の過失伊藤太郎
 ノア丸を訪ふ記愛作生
 バタ公由の話呉 採煌
失明防止に就て(承前)宮原武熊
 福利事業原 泰一
 雑報
【第15巻】

・第四十四号(昭和七年七月)
 福利事業(承前)原 泰一
 第三回子供の日のあと
  協会本部
  台北州支部 台北市
  新竹州支部 桃園街、大渓街、■林庄、竹南庄、苗栗郡、通霄庄
  台中州支部 員林街、埔鹽庄、渓湖庄、田中庄、二水庄、彰化庄、鹿港庄、大林庄、
    秀水庄、彰化高等女学校、南投街、東勢郡、東勢庄、新社庄、豊原街、
    北斗街、大城庄、埔里街、大安庄、大甲街
  台南州支部 台南市、嘉義市、新豊郡、新化郡、山上庄、左鎮庄、曾文郡、北門郡、
    新營郡、柳營庄、嘉義郡、斗六郡、虎尾郡、西螺街、虎尾庄、北港郡、
    東石郡、薹南第一高等女学校、嘉義高等女学校
  高雄州支部
  台東庁支部
  花蓮港庁支部 花蓮港街、玉里庄
  澎湖庁支部
 子供の日は輝く澤本金吾
 先生媽の廃止と乳幼児保護協会の設置を望む蔡 慶雲
 産婆の普及と乳幼児保護横山經三
 子供の日寄生虫論高島鐵關居士
 モヒ中毒の婦人を取扱った話田中千代
 雑報

・第四十五号(昭和七年八月)
 福利事業(承前)原 泰一
 本島優良乳児選奨会を終りて安井慧之助
 支那民族の食人風習に就て井出季和太
 優生運動と人口問題增田抱村
 盲目の予防=国家的施設黄 延禎
 人口と食糧との中間に作為する社会事業諸考竹中 竹
 農村社会事業の研究
  アミ族農村に於ける社会事業施設長尾正道
  村落社会事業の振興策に就て禿 顯雄
  台湾に於ける農村社会事業に就て三上長治
  農村救済と農村社会事業中村不覊兒
 雑報

・第四十六号(昭和七年九月)
 未成年者飲酒禁止法の精神と同法の本島内実施を望みて横川 定
 国民禁酒の弁市川淸一郎
 禁酒問題に就て三井 明
 自力更生と非常時五ヶ年禁酒即行の提唱に就てSY生
 酒量に就ての体験談田澤震五
 禁酒雑話丸山篤一郎
 聖書に現はれたる酒に関する教訓藤崎濟之助
 禁酒宣伝漫談岸 喜鑑
 酒の新成分に就て邱 賢添
 酒なし日を迎へて三井たま
 人間は万物の霊長と認識過剰している男田中千代
 福利事業原 泰一
 人口と食糧との中間に作為する社会事情諸考竹中 竹
 雑報
【第16巻】

・第四十七号(昭和七年十月)
 御挨拶高橋秀人
 御挨拶江藤昌之
 釈放者保護日を迎へて安武直夫
 所懐の一端を述べて各位の御助力を乞ふ山本眞平
 釈放者保護事業の効用後藤和佐二
 一視同仁の御聖旨に副ひ奉るべく竹内佐太郎
 再び釈放者保護事業に就て中村不覊兒
 昭和七年度本島時局匡救事業予算
 本島各慈恵院の沿革
 本島慈恵事業に就て陳 全永
 恩賜診療実施の実況視察に随行して
 福利事業原 泰一
 保護会から見たる世相漫談田中千代
 ルンペンと乞食村上玉吉
 会報
 雑報

・第四十八号(昭和七年十二月)
 皇室の御仁慈と本島社会事業文教局長 安武直夫
 社会事業記念日に就て社会課長 高橋秀人
 満洲就職移民戦線展望台北高等商業学校教授 佐藤 佐
 「忍耐は最大の勇気なり」と私に教へてくれた少年の話田中千代
 本島就職戦線の展望日高生
 乳幼児栄養問題座談会
 福利事業中央社会事業協会総務部長 原 泰一
 蓬莱丸より佐山生
 再び釈放者保護事業に就て(続)中村不覊兒

・第四十九号(昭和七年十二月)
 福利事業原 泰一
 市街庄に於ける社会事業振興具体的方策横山經三
 習俗改善に関する具体策劉 錫類
 東港の記念日水越定吉
 漫談録紫頭巾
 一年を回想して田中千代
 成徳学院を訪ふ柴山武矩
 社会事業記念日に於ける懇談会
 コムマ以上の生活・コムマ以下の生活黄 介騫
 記念日を終りて
 児童栄養週間に就て
 あれでも犬の子かしら高島 巌
【第17巻】

・第五十号(昭和八年一月)
 年頭の辞高橋秀人
 第四回内地社会事業視察紀行陳 全永
 内地社会事業視察団の感想集
  再び母国に旅して 陳 全永/万感の裡より 東海宜誠/視察所感 俊源次郎/感
  想 許振乾/視察感想談 林 塗/所感 張 淸柳/大に感じた 楊 徳旺/内地
  視察雑感 柳澤虎雄/視察を終へて 葉 啓成/内地社会事業の寸感 林 木根/
  私観山川 佐山生
 公設質舗家事相談部杉本 良
 母性職業婦人問題增田抱村
 自力更生と禅的生活高島鐵關生
 漫言録紫頭巾
 福利事業原 泰一
 方面委員として取扱った所感大塚芳太郎
 台湾社会事業史杵淵義房
 迷信の一考察早崎八洲
 恩賜診療事業実施概況毛利 寛
 台湾人の迷信検討西岡英夫
 社会事業記念日座談会
 雑報

・第五十一号(昭和八年二月)
 福利事業原 泰一
 台湾人の迷信検討西岡英夫
 本島に於ける宗教的迷信李 添春
 内地各方面湯川鹿造
 労働衛生富士貞吉
 台湾に於ける浮浪者に就て日髙喜代藏
 報酬は労力に対する当然の結果だと力説するルンペン男
 慰め合って行く心安藤靈巌
 釈放者の保護は社会の共同責任松尾繁治
 台湾社会事業史(二)杵淵義房
 新年と古物更新本間善庫
 澎湖離島の歌本間善庫
 雑報

・第五十二号(昭和八年三月)
 貧困と児童保護問題序説髙橋梵仙
 畜妾物語林 平祥
 朝鮮に於ける『モルヒネ』類慢性中毒問題に就いて杜 聰明
 失業者自助策物々交換制度の復活越村生
 漫言録紫頭巾
 迷信の源泉村上■陽
 本島に於ける宗教的迷信李 添春
 救貧防貧に就ての感想孫 牽
 台湾社会事業史(三)杵淵義房
 雑報
【第18巻】

・第五十三号(昭和八年四月)
 社会教化阿部文夫
 貧困と乳幼児死亡率髙橋梵仙
 蕃人人口増殖の障害に就いて安倍明義
 台湾社会事業史(四)杵淵義房
 雑報
 子供の日標語当選発表

・第五十四号(昭和八年五月)
 第五回全島社会事業大会
  告辞/挨拶 安武直夫/祝辞 中瀨拙夫/同 西澤義徴/同 河村 徹/
  同 辜 顯榮
  議事抄録
  大会余聞録 近藤滿夫、鈴木重嶽、許 振乾、高島鐵關、中村不覊兒、陳 全永
 第六回全島方面委員大会
  告辞/挨拶/祝辞 中瀨拙夫/同 西澤義徴/同 安田勝次郎
  議事抄録
 第三回通常総会の記
 乳幼児に関する座談会
 伝説の佐夜の中山杉本 良
 回虫の話横川 定
 妊産婦保護問題迎 諧
 乳幼児を侵す眼の病に就て茂木 宜
 小児の皮膚病に付て淺井 徹
 小児の肺炎名嘉山安定
 御母様方へ道野次郎
 蕃人人口増殖の障害について(つゞき)安倍明義
 台湾社会事業史(五)杵淵義房
 雑報

・第五十五号(昭和八年六月)
 結核予防日に際して友部泉藏
 統計的に見たる台湾の結核下條久馬一
 結核予防に対する方策並に簡易なる全治の実験高島鈴三郎
 悲惨の極発狂中川山松
 家族に感染を怖れ柏木太兵衛
 遺族は路頭に重田榮治
 妻の一心から藤井與之吉
 弱き者は矢張女和田 彰
 親子同日に飯田 淸
 冷酷な弟周 秋冬
 残るは赤ン坊神谷仲藏
 巡礼となつて平田藤太郎
 結核療養所に就て蔡 慶雲
 結核療養所問題に就て鈴木重嶽
 肺結核患者に対する取扱ひ物語り併せて之が予防施設に関する希望松岡與吉
 寸感水越定吉
 夫婦病苦に悩む内山龜太郎
 結核予防に就いての感想土屋寛一
 児童虐待防止法及少年救護法に就て陳 全永
 回虫の話(承前)横川 定
 時局と海軍井上保雄
 全島社会事業講習会視察団にお伴して鏡 波
 探芳集英漫録西岡英夫
 台湾社会事業史(六)杵淵義房
 雑報
 会報
【第19巻】

・第五十六号(昭和八年七月)
 結核予防日に際して安武直夫
 全国方面委員大会記澤本金吾
 高雄慈恵院精神病者監護所及屏東プールに就て禿生
 新竹市実費療養所に就て宗藤生
 昭和八年度台北仁済院新規施設に就て中村不覊兒
 水電工事の現状と方面委員權藤竹次郎
 台南州社会事業事務打合会傍聴螺溪生
 台南州社会事業主任会議傍聴記螺溪生
 風水先生に対する私見鏡 波
 台湾社会事業史(七)杵淵義房
 昭和八年度に於ける斯業の鳥瞰陳 全永
 探芳集英漫録西岡英夫
 季節保護施設標準中央社会事業協会
 雑録

・第五十七号(昭和八年八月)
 パイワン族の租税及び朝貢安倍信義
 石合戦の屏風と運動会への転向鈴木淸一郎
 嘉義隣保館設立に就て岸 達躬
 台北市方面委員概況矢部 恪
 社会事業種々相陳 全永
 樂山園に就て(同 欧文)ジー、グシュー、テイラー
 台北市社会事業助成会事業概要大安生
 台北州下に於ける重なる温泉並公共浴場の概況佐々木智
 ルンペン処遇に就て横山經三
 これからの愛々寮施 乾
 東京みやげ澤本金吾
 台湾社会事業史(八)杵淵義房
 雑録

・第五十八号(昭和八年九月)
 酒なし日と釈放者保護記念日高橋秀人
 酒なし日
  酒の利害に関する批判 堀内次雄/禁酒講座 横川 定/愈々禁酒を断行したる
  余の感想及び体験 田澤震五/国民の警醒を祈る 小林岩太/何が彼を禁酒せし
  めているか 蓮沼庄伊/酔う勿れ呑む勿れ 市川淸一郎
 釈放者保護記念日
  台湾に於ける釈放者保護事業の回顧 山本眞平/更生の芽を伸ばせやう 松井晟
  千代/保護思想徹底の一方策 掬月晴臣/保護事業と我等 西山亦義/釈放者保
  護事業は何故困難か 中山瑞芳/免囚保護に関する体験 熊井才吉/釈放者保護
  に関する私の経験 小川信道/保護の妙諦 宍戸了要/私の見る釈放者保護事業
  の性質 山田榮次郎/釈放者保護事業の目的達成を期する方策 遷 善會/より
  良き社会の建設の為に 牟田萬次郎/釈放者の保護は吾人相互の幸福なり 陳 萬姜
 高雄州社会事業展望
  高雄州社会事業の概況 禿 顯雄/高雄市に於ける社会事業の現在と将来 内海
  庄五郎/愛で救ひ情けで生かすが方面委員の仕事 黑木彌之進/農民の声 久能
  郁太郎/人事相談所の統計に現はれた世相 内海庄五郎/教化と其の感想 貫田
  至道/屏東の社会事業に就て 渡邊發藏/財団法人佛教慈愛院に就て 東海宜誠
  長興庄の生活改善会「自善会」に就て高橋用吉
  救助徹底を図るべく高雄慈恵院の事業拡張を期す水越定吉
  感想内山龜太郎
  四重溪公共浴場概況朝倉良妥
【第20巻】

・第五十九号(昭和八年十月)
 台中州社会事業展望石川眞澄
 台中州社会事業に就て東舘信明
 台中州社会事業の概況諸岡政雄
 常盤授産部に就て松尾ヤス子
 台中慈恵院に就て室井久松
 竿頭一歩を進めよ田邊誠一郎
 取扱上の感想に就て松岡與吉
 過去の罪を問はず暫く其の時期を待ちませう松岡與吉
 感想彭蔡氏阿信
 大屯郡の社会事業について長嶺朝良
 豊原街社会事業概況調
 豊原街公設質舗について伊集院春風
 東本願寺慈光園に就いて藤澤宏澄
 東勢郡社会事業の概況新保祐八
 農村に急施を要する社会事業施設朱 阿貴
 彰化街の社会事業横山經三
 彰化郡下の社会事業について近藤勝一
 鹿港街社会事業の概要陳 培照
 員林郡の社会事業に就て小杉眞一郎
 勤労園に就て岡部快道
 簡易住宅に就て重松信治
 北斗郡の社会事業について本田靜雄
 二林庄トラホーム治療会について霜田 登
 沙山庄トラホーム治療会について謝 彪
 南投郡の社会事業について五十嵐幸二
 新高郡下の社会事業概況簗瀨 蓮
 能高郡下の社会事業について中越榮二
 埔里街公設質舗について志賀音吉
 竹山郡の社会事業について大脇正臣
 大甲郡下の社会事業について小林俊助
 清水街の社会事業に就て小林和助
 大甲街の社会事業に就て
  梧楼街/龍井庄/沙鹿庄/外埔庄/大肚庄/大安溪
 台湾社会事業史(九)杵淵義房
 会報
 雑報

・第六十号(昭和八年十一月)
 新旧課長の挨拶
 奉天市同善堂の組織と活動切田太郎
 煙草の害毒と其予防に就て吉田坦藏
 酒なし日に就て髙橋秀人
 工場負傷者と給料日岸 喜鑑
 台湾は数十年で癩から救はれ得る有佳左武郎
 感激多々陳 全永
 感激の辞横山經三
 日本人の長時間労働賃金の低廉生活費の僅少アルシー・ボドレー(越村長次訳)
 東京みやげ澤本金吾
 餓螺苦多白髪染
 生れ出でんとする基隆市社会館多喜隆二
 台湾社会事業史杵淵義房

・第六十一号(昭和八年十二月)
 第五回内地社会事業視察紀行毛利 寛
 視察を終へて毛利 寛
 所感川上京次郎
 視察を終へて大川滿夫
 鈍感の囁き山川義直
 内地社会事業視察団の一員として内地に旅して陳 其祥
 内地社会事業視察雑感中里密之助
 内地社会事業視察に就ての感想廖 繼成
 視察所感一片葉 水■
 内地視察の印象肥後盛吉
 内地社会事業視察感想甲本繁治郎
 内地社会事業を視察した私の雑感尤見 茂
 第六回社会事業大会
  告辞 平塚廣義/挨拶 安武直夫/祝辞 竹下豊次/祝辞 曾根原弘/祝辞 松
  岡富夫/両大会要綱/前回大会決議事項の処理概要/社会事業大会
 第七回方面委員大会
  告辞 平塚廣義/挨拶 安武直夫/祝辞 竹下豊次/祝辞 曾根原弘/祝辞 坂
  本素魯哉/方面委員大会
 六社七方両大会の感想を記す湯川鹿造
【第21巻】

・第六十二号(昭和九年一月)
 台南州社会事業管見三上長治
 台南州社会事業概況川崎 悠
 台南州方面委員概況能勢 薰
 郡市社会事業の概況並将来
  台南市の社会事業 山本光雄/嘉義市社会事業の現況並将来について 庄野橘太
  郎/嘉義社会事業断片 柳澤虎雄/新営郡社会事業の現況並将来について 井
  兵喜/嘉義郡社会政策の根本に就て 首藤 敏/社会事業担当者としての回顧
  佐藤八重治
 方面委員事業
  嘉義市方面事業の回顧から進展まで 岸 達躬/斗六街方面委員活動の実際 闕
  淸童/斗南庄の方面委員に就て 中西元治郎
 特殊施設
  台南州方面委員協会について 能勢 薰/北門庄トラホーム治療会の沿革と現況
  王 烏■/台南市市公設質舗に就て 狩野政男/台南市職業紹介所の現在 澤本金吾
 方面委員としての感想
  随感 岡田進一郎/感想 陳 戊崑/方面委員としての感想 磯 國治/感想
  甲本繁治郎/同 窪寺源輔/方面委員としての感想 王 摸/同 施 秀士/同
  河本賢信/所感 髙橋竹雄/同 張 棹/感ずるまゝに 沈祈安
 我が街庄の誇
  安順庄示倹会に就いて 徐 守益/北門庄社会事業の誇 黄 五湖/我庄の誇り
  五十里子之作/鹽水街の誇り 伊藤鎭三/貧民救助の私見 周 淸溪/斗六街の
  社会事業について 呉 開興/善隣組合の活動に就て 張林勝昌

・第六十三号(昭和九年二月)
 第七回社会事業講習会に於ける安武文教局長訓示
 皇国精神に就て安武直夫
 農村経済更生と隣保共助精神後藤文夫
 黴毒と麻痺性痴呆との因縁を説き公社に対する「マラリヤ」療法の治験を評す
中村 讓
 農村社会問題岡田 謙
 社会事業と社会教化(上)齋藤惣一
 社会事業実務に就て陳 全永
 社会事業記念日座談会
 悪風奇習物語黄 介騫
 炉辺に寄りて鏡 波
 児童虐待防止法の実施を耳にしてKS
 児童虐待防止法を本島に実施促進運動に対する所感多賀國年
 台湾社会事業史(十一)杵淵義房
 建国祭宣言
 非常時局に直面し大に建国精神を振起せよ丸山鶴吉
 雑報

・第六十四号(昭和九年三月)
 文教局長祝辞
 社会事業と社会教化齋藤惣一
 社会政策新里榮造
 児童保護酒井 潔
 方面事業の機能発揮に就て横山經三
 社会事業実務に就て陳 全永
 生活抄安藤靈巌
 みだれ籠
 妊産と育児
 雑録
【第22巻】

・第六十五号(昭和九年四月)
 結核予防日に就て王野代治郎
 結核予防に就て富士貞吉
 結核予防事業の前途新免 勝
 内台生命表の比較に現れた肺結核死亡の影響曾田長宗
 結核予防方法高野六郎
 社会政策(下)新里榮造
 台湾の歌子戯の実際的考察と地方青年男女に及ぼす影響陳 鏡波
 台湾社会事業史(十二)杵淵義房
 会務報告
 雑報

・第六十六号(昭和九年五月)
 第五回「子供の日」を迎へて王野代治郎
 子供の日
  台湾に多い小児病に就て 酒井 潔/親達の不注意から起る乳幼児の疾病 山本
  宗三郎/産科学的見地より観たる育児問題 高 敬遠/童話に就いて誤られつゝ
  あるもの二つ三つ 後藤大治/入選童謠「子供の日」の歌/五月号幼年雑誌を手
  にして 上森大輔/童話 この母この子 西岡英夫/放送童話劇 坂田金時
  岩石きさ男
 育児資料
 論壇
  最近の国際情勢展望神川彦松
  我が国農道の本義服部吾策
 聘金制度改善の現状
 彙報
 島外ニュース

・第六十七号(昭和九年六月)
 癩予防問題号
  台湾の癩問題 石垣倉治/台湾よ癩根絶に於て先進たれ 王野代治郎/台湾癩予
  防協会の使命と其事業計画 髙橋秀人/内台癩病観の異同 上川 豊/楽山園の
  事業と其前途 ジー・グシウ・テイラー/蘭領印度癩病予防記録 松岡 生/青
  春の頃/当選標語
 感想断片集柴山生
 育児資料展の回顧陳 全永
 クリーヴランド市に於ける公衆保健問題楠原祖一郎
 みだれ籠
 彙報
 雑報
【第23巻】

・第六十八号(昭和九年七月)
 部落を巡りて王野代治郎
 ロンドンに於ける百年前の少女淫売婦渡部一髙
 蘭領印度癩病予防記録(その二)松岡冬樹生
 癩予防日に際して髙橋秀人
 東台湾の社会事業陳 全永
 台南州拝伺の余談螺溪生
 第五回子供の日のあと
 台南州社会事業事務打合会概況川崎 悠
 感想断片集柴山武矩
 彙報
 雑報

・第六十九号(昭和九年八月)
 本島に於ける旧習慣調査の事業尾崎秀眞
 時弊と教化松井 茂
 社会といふ言葉はいつ頃から本邦に於て使用されたか桑原淸起
 ヒットラーと新労働政策森山武市郎
 嘉義隣保館の創設と其事業施設岸 達躬
 嘉義に於ける新社会事業施設庄野橘太郎
 公共浴場雑考螺溪生
 住宅改善に就て
 聘金制度改善の現状(其二)
 本島住宅改善閑談陳 全永
 クリーヴランド市に於ける公衆保健問題(続)楠原祖一郎
 レコード音楽余談黄 介■
 時事解説
  恐るべき日本の経済的進出/日本商品に対する世界的防衛陣
 放送室
 彙報
 雑報

・第七十号(昭和九年九月)
 酒害防止と釈放者保護記念日王野代治郎
 社会問題の一解決策としての禁酒運動横川 定
 禁酒運動の趨勢藤崎濟之助
 習性の力市川淸一郎
 酒といふもの柴山武矩
 禁酒問題側面観螺溪生
 いはゆる司法保護について竹内佐太郎
 釈放者保護事業の本質伴野喜四郎
 釈放者保護デーを前にして山本眞平
 台南州下に於ける保護事業今川 淵
 釈放者保護に協力を望む松井晟千代
 台湾三成協会台南支部の沿革と現状台南支部長
 台南州下の保護成績山田榮次郎
 保護事業の動向と其再認識中山瑞芳
 続痴人の譫言牟田萬次郎
 保護会の使命津田芳俊
 少年期保護と宗教々育貫田至道
 釈放直後の魔手掬月晴臣
 保護の跡を辿りて宍戸了要
 明るい社会建設のために澤井岱峩
 保護の光り(俚謡正調)更家龜吉
 住宅改善に就て(続)
 水害地視察記毛利 寛
 蘭領印度癩病予防記録松岡冬樹生
【第24巻】

・第七十一号(昭和九年十月)
 失明防止問題
  眼を護れ 王野代治郎/視力保存の対策 下條久馬一/台湾に於ける眼病と其の
  原因 塚原義夫
 聘金制度改善の現状
 嘉義隣保館岸 達躬
 台湾人の住宅問題西岡英夫
 社会事業の統制松澤兼人
 産児制限と妊娠調節問題南崎雄七
 不良少年楠原祖一郎
 社会といふ言葉桑原淸起
 蘭領印度松岡冬樹
 台東庁下風水害陳 全永
 誌上新聞
 雑報

・第七十二号(昭和九年十一月)
 方面委員制度の活用に就て三卷俊夫
 本邦公共浴場の起源と実際運用に就て桑原淸起
 視力保存デーに因んで失明防止と視力保存木村謹吾
 盲人教育石川誠一
 内地便宮川精九郎
 森岡天涯の生涯井上伊之助
 方面委員取扱事実物語
  軍人家族取扱重要性に就て 松岡與吉/一年前のある日の午後 貫田至道/我が
  地方に於ける棺桶給与の実相 蔡 淸河/第三者の訴へを受けて 呉 周■/闇
  に咲いた弱き女 内山龜太郎/何の試練か 周秋/哀れ果敢ない■婦仔 AW生
  /ノートの中より 林 双輝
 台北州下に於ける方面事業佐々木 智
 高雄州下に於ける方面事業の現況禿 顯雄
 台南州方面委員総会概況陳 全永
 台南州方委総会余燼螺溪生
 蘭領印度癩病予防記録松岡冬樹
 社会事業家の世界観土屋米吉
 第五回全国方面委員大会に於ける本島方面事業功労者表彰
 関西地方災害義捐金
 雑報

・第七十三号(昭和九年十二月)
 第七回社会事業大会
  告辞 平塚総務長官/挨拶 安武会長/祝辞並祝電/大会要項/第六回全島社会
  事業大会・第七回全島方面委員大会請願事項処理概要/議事録/本大会決議事項
 大会感想
  希望と感想とを織り交ぜて 岸 達躬/感想 庄野橘太郎/第七回社会事業大会
  に対する感想 重藤幹一/感想 松岡與吉/感想 淸水生/大会に臨みて 鈴木重嶽
 視察記
  第一班の視察を終へて 陳 全永/第二班視察状況 齋藤生/第三班に組して
  毛利 寛
 新法令
 雑報
第3回配本
【第25巻】

・第七十四号(昭和十年一月)
 年頭の辞安武直夫
 集会所を中心としての社会事業と社会教化王野代治郎
 内地社会事業視察及方面委員大会
  第五回全員方面委員大会/方面委員諸君に望む 後藤文夫/同出席報告 齋藤 茂
  /内地社会事業視察紀行 齋藤 茂/同感想集
 養神院
  養神院開院式に於ける告辞 中川健藏/同 式辞 髙橋秀人/養神院開院式/同概況
 癩問題
  法律癩予防法に就て 上川 豊/「恵の日」に就て(癩問題) 原 忠雄
 少年の就職問題赤坂連藏
 雑報

・第七十五号(昭和十年二月)
 巻頭言
 農村社会調査岡田 謙
 百年前の奴隷貿易に就て森田盛藏
 徳川時代に於ける暗黒裏の児童榎本勇藏
 不良少年の処遇問題(二)楠原祖一郎
 社会といふ言葉はいつ頃から本邦に於て使用されたか(完)桑原淸起
 嘉義隣保館の創設と其事業施設(完)岸 達躬
 習慣打破及部落改善に関する具体策蘇 海水
 台湾罹災救助基金に就て毛利 寛
 土産話秋宵剪灯漫談記西岡英夫
 新年を蕃山に迎へて陳 全永
 大稲■の裏街のぞ記螺溪生、蘆山生
 雑報

・第七十六号(昭和十年三月)
 巻頭言
 農村社会調査(二)岡田 謙
 我国に於ける小児並母性の保健問題髙橋梵仙
 不良少年の処遇問題(三)楠原祖一郎
 台湾総督府主催第八回社会事業講習会
  訓示、祝辞/釈放者保護事業に就て 上瀧 汎/少年救護法本島実施の跡を顧みて
  毛利 寛/本島習俗改善管見 陳 全永/第八回社会事業講習会を終へて 螺溪生
  /戯曲 善の蕾と悪の花 蘆山生
 彙報
 雑報
【第26巻】

・第七十七号(昭和十年四月)
 結核予防号発行に際して安武直夫
 結核問題に就て髙橋秀人
 我輩は結核菌である下條久馬一
 肺結核に就ての常識新免 勝
 結核の早期診断小田俊郎
 結核と社会衛生(附外科医より見たる結核)竹林 弘
 賜謁の恩寵に浴して上川 豊
 農村社会調査岡田 謙
 本島習俗改善管見陳 全永
 みやげ話 秋宵剪灯漫談記西岡英夫
 彙報

・第七十八号
 御挨拶に代えて深川繁治
 子供の日に就て王野代治郎
 健康教育に就て岡野丈雄
 子供の消化器疾患に就て西山和義
 乳児皮膚病に就て宮原 敦
 幼児と言語三屋 靜
 川柳漫録 子供の日日出男坊
 児童向けレコードに就て
 育児に関する座談会

・第七十九号(昭和十年六月)
(震災記内容)
 震災記録号に寄す深川繁治
 震災に対する措置王野代治郎
 地震と震災予防早坂一郎
 建築上より観たる中部の震災台湾総督府営繕課 白倉好夫
 台湾の地震と家屋工業大学助教授 谷口 忠
 今回の震災に於ける救療班の活動に就て台湾総督府衛生課 曾田長宗
 今回の中部大震について岡四四亥
 震災地をめぐりて毛利 寛
 震災記遠藤惇雄
 ぢしん(児童文集)
 震災に対する体験及感想甲木豊吉
 震災の体験と感想竹南街長 陳 羹梅
 こんどの大地しん(児童文集)
 震災の体験と感想何 乾亮
 震災あとがき柴山武矩
 学園を通して橋邊一好
 愛しき教へ子よ大岩根直幸
 震災の体験に伴ふ感想豊原郡守 宗藤大陸
 大ぢしん(児童文集)
 震災の体験と感想大甲街長 柴田一平
 震災の体験と感想東勢街長 瀨 雲淸
 ありがたい世の中(児童文集)
 方面委員の活躍
 震災慰問土屋米吉
 復興計画
【第27巻】

・第八十号(昭和十年七月)
 全国方面委員大会
  第六回全国方面委員大会概況/同 大会に於ける赤木社会局長官告辞/同 大会に
  於ける清浦会長式辞/同 大会列席所感 三卷俊夫
 内地社会事業視察
  内地社会事業視察記/再び母国の社会事業を訪ねて 陳 全永/方面委員なるが故
  に 高雄市方面委員 中村 秀/岩手県の華「六原道場を訪ねて」 基隆市社会事
  業書記 中島一雄/大阪自彊館を観る 新竹市方面委員 佐久間尚孝/内地視察雑
  感 高雄市方面委員 何 鵬・林 雙輝/社会事業視察感想の一部 桃園街方面委
  員 丸山繁三/視察を顧みて 北斗街助役 岡田治之助/雑感片々 大甲郡属 小
  林俊助/内地社会事業視察所感 員林街方面委員 陳萬姜/内地行余談 台南 川
  崎 悠/各施設に対する感想 台南市方面委員 田口富士雄/視察に対する雑感
  塩水街方面委員 窪寺源輔/内地の社会事業を視察して 嘉義市社会事業書記 豊
  島房雄/全国大会及視察の感想 嘉義市方面委員 許 子/所感 宜蘭方面委員
  中山浩資/高雄州社会事業助成会設立基金造成慈善興業実施に就て 高雄市方面委
  員 宮川精九郎
 雑報
  台南州社会事業事務打合概況/震災当時方面委員及社会事業団体の活動状況/
  新刊紹介

・第八十一号(昭和十年八月)
 日本倫理史上より見たる社会事業駒形常藏
 神社と社会事業橋本四郎
 肺結核撲滅に対する団体的レントゲン検査の意義
 本邦公共浴場の起源と其実際経営について桑原淸起
 始政四十年にして尚癩多し林 文雄
 台湾農村の考察島田芳郎
 社会事業の増加と信念松澤兼人
 本島に於ける農繁期託児所に就て茂野信一
 台湾の民衆娯楽と其一考察(一)西岡英夫
 知識とその逆用千葉龜雄
 苦熱の当り年陳 全永
 社会事業施設めぐり河崎生
 みだれかご
 彙報

・第八十二号(昭和十年九月)
 巻頭言
 徳川時代の児童保護榎木勇藏
 本島に於ける児童待遇上の特殊慣習に就いて茂野信一
 児童虐待防止について中村不羈兒
 児童虐待実情の二、三矢部 恪
 児童虐待の実例及所見台中 天洋生
 児童虐待問題に対する考察台北市蓬莱公学校 下川高次郎
 養女、■婦仔、螟蛉子に対する家庭の取扱状況台北市大橋公学校 小林正一
 児童虐待の事例徐 瓊二
 幼児虐待の事例と所見鹿港街方面幹事 郭 錦江
 幼児虐待に就て嘉義市 庄野橘太郎
 幼児虐待の事例と其の対策基隆市方面委員 蔡 慶雲
 少年擁護と犯罪防止前司法大臣 川村竹治
 本島幼児の虐待の事例と社会的対策岸 達躬
 児童虐待防止側面感螺溪生
 児童虐待に関する二三の問題河崎生
 或少年達のはなし丸山篤一郎
 児童の為に祈る新生寮 笹川雅子
 癩の再認識樂生院長医学博士 上川 豊
 刑余の人を保護せよ台北市連合保護会長 野口敏治
 釈放者保護事業の動向山本眞平
 甦りたる姿宍戸了要
 相次ぐSOSを解消して朗らかに独立自営池田志幹
 関東大震火災の十三回忌を迎へて台湾禁酒会理事長 横川 定
 未成年者飲酒禁止法に対する考察陳 全永
 禁酒は愛郷の精神から藤崎濟之助
 斯くて若人は走りぬ蓮 沼庄伊
 非常時克服市川淸一郎
 禁酒に対する内地各方面の近況台湾禁酒会
 落葉籠黄木生
【第28巻】

・第八十三号(昭和十年十月)
 巻頭言
 釈放者保護に就て文教局長、台湾社会事業協会長 深川繁治
 民族性と社会事業大阪朝日新聞記者 髙橋正男
 社会衛生に就て医学博士 岡野丈雄
 台湾に於ける結婚問題に就て台北第二高等女学校 室田 有
 模範農村をめぐりて台湾日日新報記者 山本奈良男
 台南州方面委員総会傍聴之記陳 全永
 第八回台中州方面委員総会に列席して毛利 寛
 社会と教育東大教授 ■山政道
 ルンペン階級を論ず土屋米吉
 台湾の民衆娯楽と其一考察(二)西岡英夫
 社会事業施設めぐり河崎生
 博覧会案内
 小学校と職業教育中央職業紹介事務局 鈴木 信
 家族制度の没落、現実の生活と制度との矛盾拡大東北帝大教授 中川善之助
 隣保、方面両事業の社会的性質東京市社会局調査係 松本征二
 社会事業の真諦「社会診察」と奉仕精神愛国婦人会社会部長 三浦精翁
 社会問題化した臨時工問題渡邊秀雄
 みだれかご
 彙報
 雑報

・第八十四号(昭和十年十一月)
 社会事業の現在総督府社会課長 王野代治郎
 台湾の社会事業に就て台湾日日新報社長 河村 徹
 台湾衛生改善の跡を尋ねて台北医学専門学校長 堀内次雄
 本島社会事業に於ける経済的保護施設一班に就て(上)
台北高等商業学校教授 鈴木源吾
 台中州社会事業の回顧石川眞澄
 社会事業の今昔台北市方面委員 鈴木重嶽
 台湾に於ける児童保護の現況酒井 潔
 台湾の矯風運動と老人再教育(上)西岡英夫
 現代社会生活と路上傷害救護に就いて石井俊光
 「会員便り」
  本誌九月号を手にして 内埔庄方面委員 劉 慶財/児童虐待に対する私見 范
  智遠/旗山悟真社診療所開設に就いて
 社会事業の目標 科学的基礎付けと技術化の徹底が必要 同志社大学教授 竹中勝男
 心の憂さの捨て所 酔へば何故に憂を払ふか?医学博士 杉田直樹
 子供は映画に何れ程疲れるか医学博士 宇津野研
 秋庭掻葉
 台北州方面委員総会
 全島社会事業大会要綱

・第八十五号(昭和十年十二月)
 巻頭言
 第八回全島社会事業大会
  本協会諮問案/答申決議/総督告辞/祝辞/協会長挨拶/祝電/社会事業功労者表
  彰/本協会提出諮問案に対する各州の答申/協議会議事録/大会の成果 陳 全永
  /社会事業としての国立精神病院の意義 養神院医長医学博士 中脩三/養老院社
  会事業経営について 高雄市方面委員 宮川精九郎
 社会事業視察記
  第一班 原生/第二班 河崎生/第三班 O生
 台湾の矯風運動と老人再教育(下)西岡英夫
 社会事業の友満七周年の回顧桑原淸起
 みだれかご
 彙報
 雑報
【第29巻】

・第八十六号(昭和十一年一月)
 巻頭言
 年頭所感深川繁治
 本島社会事業の将来王野代治郎
 年頭の感郭 延俊
 新年に当りて本島社会事業を顧みる毛利 寛
 方面委員の意向
 近代社会事業の重要問題大西兼末
 現時の世相と社会事業原 泰一
 社会事業関係論文の中から岡田 謙
 社会事業に対する希望許 炎亭
 台湾に於ける農村自治と部落振興組合茂野信一
 方面委員連盟組織について鈴木重嶽
 南千住隣保館の思出中山 侑
 返らぬ悔波留子
 社会衛生について岡野丈雄
 自殺現象に関する一考察城田平祥
 そこはかとなく柴山武矩
 編集室から河崎寛康
 丙午の新年と鼠に関する伝説習慣行事等の種々鈴木淸一郎
 幼児の大敵ヂフテリヤ―感冒からの腎臓病―コレラナンセンス
 博覧会余聞
 雑報

・第八十七号(昭和十一年二月)
 巻頭言
 芸娼妓解放令発布前後史榎本勇藏
 台湾芸妲の現代的考察劉 捷
 婦人運動の展望秋永 肇
 業佃自治と部落振興組合茂野信一
 現事の世相と社会事業原 泰一
 本年度新規事業に就て松岡與吉
 本年中に是非実行したい事柄蔡 星穀
 南千住隣保館の思出中山 侑
 支那の癩劉 生
 方面委員取扱実例台南州方面委員
 震災後に於ける農村マラリヤの発生及之が防遏に就て苑 智遠
 或職業紹介所風景丸山篤一郎
 児童室
  「児童室」に対する希望 酒井 潔/乳児の一日 浦田ふくみ/恐怖 柴山武矩/
  蕁麻疹・溺愛
 衣食住の事物起源
 雑報

・第八十八号(昭和十一年三月)
 巻頭言
 本島葬儀改善に就て
 台湾に於ける農村自治と部落振興組合(三)茂野信一
 台湾芸妲の現代的考察(下)劉 捷
 現時の世相と社会事業(三)原 泰一
 選挙に於ける文盲者、片假名教授に就いての愚見陳 木村
 結婚解消問題に就いて許 炎亭
 迷信打破の課題に関して河崎寛康
 江戸時代に於ける五人組制度に就いて原 忠明
 或職業紹介所風景(二)丸山篤一郎
 農村住宅改善に対する私見范 智遠
 日本仏教文化の普及に就いて松岡與吉
 悪い習慣から眼が悪くなる草間 要
 或る癩者の話し山本和雄
 児童室
  医者の診断より先づ親の予診 毛利生/痙攣 原生/新しき生 河崎生/万病の因、
  子供の偏食 藤巻良知/小児結核の家庭予防法 富田 精
 衣食住の事物起源(二)
 彙報
 雑報
【第30巻】

・第八十九号(昭和十一年四月)
 巻頭言
 台湾に於ける結核蔓延状態と其予防施設髙橋秀人
 台湾社会事業の二元性髙橋正男
 早期診断が結核の予防及び治療に齎す効果に就て小田俊郎
 呼吸器の強健法新免 勝
 同姓不婚に対する考察陳 全永
 支那と台湾に於ける聘金徴収の実状如 瓊二
 結婚生活に潜む本島人男の悲哀蘇 濂淸
 南千住隣保館追想(三)中山 侑
 F氏の手紙西岡英夫
 癩に関する覚書丘 純一郎
 職業紹介所種々相河崎生
 山村をたづねて堀 英夫
 高雄港新施設拝聞記螺溪生
 全日本方面委員連盟協議会に列席す柴山武矩
 彙報
 雑報

・第九十号(昭和十一年五月)
 巻頭言
 台湾に於ける乳幼児愛護運動の特殊性王野代治郎
 小児保健相談所の増設と利用者の増加を望む酒井 潔
 本島婦人に育児問題を聴く座談会
 台湾に於ける乳幼児死亡率の変遷曾田長宗
 幼児教育に就ての断想渡邊 香
 乳幼児愛護週間と端午の節句西岡英夫
 保育園の一日諸富シズノ
 鎌倉保育園を参観してW生
 幼児には目より耳へ青木誠四郎
 児童心理学上から見たる家庭教育の欠陥劉 復明
 育児と医学
  知って置きたい赤ちゃんの痰と咳 乳離れは赤ちゃんに一大革命 小鳥井 讓/実
  験室から見た壁の色と子供の発育 有本國太郎/怖ろしい幼児の失明 近藤忠雄/
  春先と子供の虫歯 三宅四郎/妊婦の家事的労作とその改善方法 暉峻義等・田原
  辰江/赤ちゃんの玩具の選び方・与へ方/児童保護並施設普及に関する参考資料
 東部を巡りて王野代治郎
 彰化温泉スケッチ、乞食収容所風景平川知道
 震災一周年を回顧して毛利 寛
  豊原郡震災復興状況報告 宗藤大陸/震災による窮民救護状況 滿富俊美/震災を
  顧みて 木村凡夫/震災復興状況に就て 石川眞澄/震災一周年を迎へて 遠藤惇
  雄/震災一年後の感想 湯 甘來
 彙報
 雑報

・第九十一号(昭和十一年六月)
 口絵 街頭スケッチ(平川知道画)/乳児選奨会の優良児/新しき施設
 巻頭言 部落振興会と社会事業
 徳川時代の堕胎陰殺防止瞥見髙橋梵仙
 少年犯罪の問題宮古二郎
 支那に於ける質屋の研究竹崎 ■
 小供を中心に原 忠明
 南千住隣保館追想中山 侑
 或職業紹介所風景丸山篤一郎
 台湾俚諺に現れたる癩病蘇 維熊
 癩病について林 文漢
 時の話題
  迷信と国民道徳 野田義夫/知識階級と迷信 髙島米峰/農村医療問題 橋本寛繁
  /職業指導の要諦 田中寛一/小学教員の俸給不払を調査
 乳幼児愛護週間と端午節句西岡英夫
 盗難記螺溪生
 父丙牛と台湾の印象森 健藏
 彙報
 雑報
【第31巻】

・第九十二号(昭和十一年七月)
 口絵 龍山寺夜景(平川知道画)/農繁期託児所
 巻頭言―社会事業家は誠意が必要
 徳川時代の堕胎陰殺防止瞥見(二)髙橋梵仙
 年少者労働問題榎本勇藏
 支那に於ける質屋の研究竹崎 ■
 ロンドンの巡査岡田孝一
 南千住隣保館追想中山 侑
 親子心中(一)/時代的考証
 親子心中(二)/最近の紙上報道堀 英夫
 養老院訪問記河北俊雄
 中部社会事業施設見聞記石川 汎
 癩病
  癩に関する口碑伝説 小林茂村/癩の生理事件 内田長平/台湾の癩を語る座談会
  傍聴記 H・H生
 台北市北区生活改善会創立に就いて楊 蓮樹
 農村託児所の開設に就いて范 智遠
 第七回全国方面委員大会報告記毛利 寛
 彙報
 雑報

・第九十三号(昭和十一年八月)
 口絵 内地視察団/表彰された人々
 巻頭言―民風作興運動
 第八回内地社会事業視察紀行毛利 寛
 民風作興協議会
 表彰された人々
 内地視察の収穫
  最近の社会事業を語る 総督付属 毛利 寛/感慨無量 台南市方面委員 許 淸
  江/託児所と癩療養所を訪ふ 台中州属 岡部松五郎/児童愛護事業と隣保事業
  新竹市社会事業書記 永井於莵雄/内地社会事業の新傾向 基隆市方面主事 阿部
  山晋一郎/大阪の方面事業を視て 瑞芳庄方面主事 張 風祈/光明学校視察 台
  南市慈恵院書記 木村正喜/信念に動く人々 淡水街方面委員 荒 操天/社会事
  業と人 鳳山街方面委員 劉 復明/内地視察雑感 歸仁庄方面委員 林 宗慶/
  われらの感激 彰化市方面委員 黄 銀漢/雑感 岡山庄方面委員 黄 曁吉/内
  地視察雑感 宜蘭街方面主事 長尾芳造/深川区の社会事業施設 高雄市方面委員
  清水重徳/得其人 埔里街方面幹事 蕭 添貴/内地社会事業視察記 台中方面委
  員連盟 東勢郡支部書記 兒玉正一
 「子供の日」のあと原 忠明
 彙報
 雑報

・第九十四号(昭和十一年九月)
 口絵 淡水海水浴場新館/南寮ヶ浜海水浴場施設
 巻頭言―生活改善会の活動
 教育の社会事業化と社会事業の教育化森 健藏
 支那の新生活運動松永富士雄
 釈放者の保護
  保護事業の使命日下辰太
  最近の保護事業山本眞平
  同胞愛への自覚から完全な社会復帰へ大槻三郎
  釈放者の問題宮古二郎
 釈放者保護の体験談
  懺悔の世界 中山瑞芳/社会人の反省 掬月晴臣/施設保護場の体験 閑林利劍/
  愛に甦る 宍戸了要/彼が再び過つ迄 寺町實順/更生二題 九長興仁/愛の灯を
  かゝげて 長倉秀一
 ある釈放者の手記
 釈放者より感謝の便り
 南千住隣保館追想(六)中山 侑
 季節保育所と国語普及盧 文欽
 禁酒雑爼
  保健国策に対する我等の決意 富士貞吉/非常時を憶ふ 岸 喜鑑/酒魔を撃滅せ
  よ 竹下爲治/年少者禁酒運動をめぐりて 柴山關也/禁酒の必要 内藤又一/非
  常時局に際して民心作興と禁酒 赤松孝彦/酒害一言 小林岩太/ラヂオドラマ
  その家族 前川十字樓
 彙報
 雑報
【第32巻】

・第九十五号(昭和十一年十月)
 巻頭言―生理的社会疾患の除去
 社会問題としての花柳病
  花柳病恐るべし 於保乙彦/性病の話 下條久馬一/台北の花柳病とその予防 宮
  原 敦/台湾に於ける花柳病蔓延の状況について 曾田長宗/第四性病の病原体
  森下 薰/第四性病並びに性病予防について 淺井 徹/台北市に於ける売笑婦と
  花柳病 神 淸一/花柳病の治療について 楊 東波/民風作興と国旗運動 西岡
  英夫/愛生園の争擾に絡む感想 柴山武矩/本島婦人に寄せる 岡部松五郎/囚人
  の問題 宮古二郎/中南部旅行記 陳 全永/愛に結ばるゝ民族融和 土屋米吉/
  共婚会設立の提唱 須田淸基
 南千住隣保館追想(七)中山 侑
 彙報
 統計

・第九十六号(昭和十一年十一月)
 口絵―新旧会長並に副会長
  小林総督訓示/森岡総務長官新任挨拶/会長並に副会長送迎の辞/深川会長、王野
  副会長 辞任の御挨拶
 巻頭言―本島における生活改善の特殊性
 本島生活改善に関する考察陳 全永
 北区生活改善会の活動郭 延俊
 新竹市生活改善会状況淸水源次郎
 基隆市生活改善の概況と当面の事業蔡 慶雲
 生活改善事例の二三趙 淸輝
 宜蘭青年団生活改善運動の実績楊 徳旺
 わが庄における生活改善の実状簡 錫文
 生活改善をどう考へる
  鈴木重嶽、近藤滿夫、陳 振能、林 双輝、許 生、蔡王氏九治、李 茂松、東海
  宜誠、青木敏夫、楊 漢龍
 遷りゆく高砂族の生活横尾廣輔
 本島婦人に寄せる岡部松五郎
 民風作興と国旗運動西岡英夫
 刑務所の問題宮古二郎
 芥子種寮を見る渡邊 香
 談話室
  就職と学生 穂積重遠/国策の根本問題 友松圓諦/東洋文化と日本民族 永井
  潜/痳疾は不治でない 星信一郎
 台中州第九回方面委員大会並に台中慈恵院精神病者収容所落成式に臨むの記
毛利 寛
 彙報
 統計

・第九十七号(昭和十一年十二月)
 新任の御挨拶島田昌勢
 巻頭言―新任にあたりて慶谷隆夫
 民風作興運動と農事実行小団体について一番ヶ瀨佳雄
 本島衛生自治精神の涵養を望みて下條久馬一
 民風作興と国旗運動西岡英夫
 犯罪性の問題宮古二郎
 方面委員制度の強化と機能増進について鈴木重嶽
 生活私考柴山武矩
 談話室
  国民生活の安定 古林喜樂/農村と税制改革 近藤康男/医学と人生 石原 純/
  恐ろしい血族結婚 川上理一/結核は早期診断で治る 高野六郎
 新竹州方面委員総会陳 全永
 台北州方面委員総会はえはら生
 時の話題
  世界の景気はよくなる/工場法の改正/就職難よりみた教育生産の採算割れ/類似
  宗教と既成宗教の没落/方面委員制度の法制化/郵貯利下による剰余財源を社会事
  業に/結核患者は届出る法律/国民体力は減退したか/司法保護事業団体法案/除
  隊兵職業紹介法の改正/労働者災害扶助改正勅令案
 年の暮れ―職業紹介所の灯丸山篤一郎
 暮の救済―社会鍋の意義竹下爲治
 養神院・樂生院・見学記南風原秀一
 彙報
 統計
【第33巻】

・第九十八号(昭和十二年一月)
 口絵 全島社会事業大会及社会事業講習会
 年頭の辞島田昌勢
 年頭にあたりて 中村不覊兒、蔡 慶雲、佐野研三、岸 達躬、鈴木重嶽、林 双輝、
         藤澤宏澄、吉原多三郎、林木 根、中山浩資、竹下爲治、西岡英夫、
         土屋米吉、陳 淸波
  社会的観念の昂揚と社会事業森 健藏
  犯罪と社会事業閑林利劒
  本島社会事業家に寄す堀 英夫
  中国労働者入国問題吉原多三郎
  救癩問答
   上川博士に問ふ 柴山武矩/柴山さんに答へる 上川 豊
  外地に於ける未成年者禁酒禁煙法を提唱す岡田道一
 第九回社会事業大会
  開会式/協議会/表彰者所感 二瓶源吾/同 犬塚才太郎/おわびの言葉 岡部義
  高/大会を顧みて 陳 全永
  視察記
  第一班 ながゐ生/第二班 演男生/第三班 如水生
 彙報
 統計

・第九十九号(昭和十二年二月)
 口絵 御下賜品伝達式
 巻頭言―方面委員諸氏に寄す
 祭祀公業に関する社会的考察陳 全永
 断種法と精神病中 脩三
 本島における癩患者数の調査
 犯罪地帯の問題宮古二郎
 本島寺院社会事業家に寄す堀 英夫
 社会事業指導理論確立の必要渡部一髙
 本島婦人のいかなる点をいかに同化すべきか須田淸基
 彙報
 時の話題
  憂ふべし国民体力の低下/入学試験の心身へ及ぼす影響/中等学校入学試験選抜方
  針/形式打破の結婚/虐待される子供たち 原 泰一/建国精神の把握 髙島米峰
 統計

・第百号(昭和十二年三月)
 本島方面委員制度拡充強化に関する総務長官依命通達
 巻頭言―本島に於ける方面委員制度の再検討
 本島の寺廟と迷信及陋習に就て增田福太郎
 台湾に於ける隣保事業の使命原 忠明
 季節保育所の実地指導岡部松五郎
 農村社会事業の振興について呉 ■烈
 社会事業についての覚え書中山 侑
 囚人スポーツの問題宮古二郎
 台湾の癩救済根絶計画案上川 豊
 社会問題としての産業災害予防細見 仁
 国防の充実の国民生活に対する規制北見五郎
 集団的困窮の研究靑木 克
 国民精神の涵養と国歌君が代西岡英夫
 彙報
 時の話題
  新内閣と準戦時財政/世界的物価昂騰の原因/物価の上騰傾向/物価昂騰の帰結/
  物価騰貴と国民生活の脅威/労働者の生活保護/方面委員と警察官/国防経済と国
  民の生活 有澤廣巳/計画教育の必要性 城戸幡太郎/経済体制の再編成と国民生
  活 山崎正平/経済福利事業の重要性 中島千枝/女性ゆえの生活苦 奥むめを/
  私の不良児教育 品川義介
 統計
【第34巻】

・第百一号(昭和十二年四月)
 巻頭言―震災二周年を迎へて毛利 寛
 社会調査台北帝大講師 岡田 謙
 私生児保護問題中央社会事業協会研究所員 髙橋東山
 社会事業についての覚え書(二)中山 侑
 社会問題としての産業災害予防鉄道部庶務課保健係 細見 仁
 台湾の移植民事業の概要殖産局農務課技師 金澤吉次郎
 市政腐敗の問題宮古二郎
 経済時評
  結城財政の帰趨 法政大学教授 阿部 勇/金現送の断行
 震災二周年
  大震災二周年を迎へて 苗栗郡銅鑼庄長 本田 達/震災二周年復興状況 豊原郡
  内埔庄長 大徳啓之助/復興のあと 豊原郡神岡庄長 呂 李園
 育児
  お乳の出る食物/離乳は満一箇年が理想/子供と中耳炎
 国民健康保険法案の要旨
 台湾の結核予防
  台湾結核予防対策私案 警務局衛生課技師 曾田長宗/結核予防法の概説 警務局
  衛生課属 櫻井憲三/肺結核の養生について二三の注意 台北帝大医学部教授 台
  北医院内科医長 医学博士 小田俊郎/結核撃退の根本 松山療養所長 医学博士
  新免 勝/結核予防日の意義を徹底せしめよ 台北市衛生課長 医学博士 杉江四
  郎/軍隊に於ける結核と胸膜炎の概要 陸軍軍医大尉 本多修二郎/結核予防に関
  する感想 台北吉田病院長 医学博士 吉田坦藏/本島における結核対策について
  林本源博愛医院長 医学博士 後藤 薰
 彙報
 統計

・第百二号(昭和十二年五月)
 口絵 台湾の揺籃
 巻頭言―「子供の日」の使命毛利 寛
 第八回「子供の日」を迎へて副会長 慶谷隆夫
 本島に於ける児童保護事業毛利 寛
 児童と教養
  本島在来の童謡と玩具 陳 全永/可愛い子にお話するには 西岡英夫/子供の本と雑誌 総督府図書館 上森大輔
 知能検査とは台北帝大心理学研究室 藤澤 ■
 乳児と幼児柴山武矩
 季節保育所の実地指導岡部松五郎
 社会と児童
  夏季聚楽本来の使命達成を望む 台北医院小児科医長医学博士 酒井 潔/児童愛
  護の先決問題 林本源愛医院長 医学博士 後藤 薰/少年裁判所の問題 宮古二
  郎/恐るべき子供たち中山 侑/本島乳幼児育成上の迷信及悪習慣の打破について
  范 智遠
 懸賞入選実話五篇
  動かされぬ真理 大江田つる枝/浮浪児の行く手に幸ひあれ 荒 操天/母乳のな
  い赤ちゃんへ 矢野みさを/日記帳を前に 齋木直亮/親子第一印象記 張 登復
 特殊児童の保護に関する座談会台湾社会事業協会主催
 育児室
  子供の病気
   赤ちゃんの風引 医学博士 森重靜夫/幼児の引きつけ 医学博士 小鳥井譲/
   扁桃腺肥大症 医学博士 弘中英信/精神の鈍い子供 文部省衛生官 大西永次
   郎/神経質の子供 慶応病院小児科 小川三郎/脊柱カリエスの子供 医学博士
   片山國幸/幼稚園の教育 東高師附属小学校主事 佐々木秀一/温室教育は不可
   坂内みつ
 新入学児童
  栄養と睡眠 佐々木秀一/学校ぎらひ/気力のない子/子供の不良化
 彙報
 社会事業事務打合会

・第百三号(昭和十二年六月)
 口絵 第五回乳児選奨会の最優良乳児
 巻頭言―物価騰貴と斯業従事者の覚悟毛利 寛
 癩浄化特集
  台湾癩予防協会の概況 台湾癩予防協会常務理事 加藤重喜/癩伝染の実例と其予
  防心得 総督府樂生院長 上川 豊/台湾の癩はどうなる? MTL台湾支部 近
  森一貫/私立樂山園の事業概要 ヒュー・マクミラン/癩の十坪住宅運動 警務局
  衛生課属 櫻井憲三/癩特集に寄す 柴山武矩
 癩患者の文芸作品―台湾癩予防協会選
  姉弟相擁して(実話) 宮崎勝男/大樹の下に(小説) 中尾幸子/癩人(小説)
  相本安夫/短歌、俳句、詩
 台北市北区生活改善会主催 台湾の今昔を語る座談会
 領台当時の思ひ出府評議員 簡 朗山
 社会調査(二)台北帝大講師 岡田 謙
 台湾の移植民事業の概要(二)殖産局農務課技師 金澤吉次郎
 社会欄
  公共生活の本義 加藤咄堂/ドイツの労働奉仕制度 戸澤重雄/職業指導の目標
  千葉敬太郎
 雪のルンペン列車桑原淸起
 医療の普及について北見五郎
 部落単位の「養老の家」建設に就て岩崎徳慶
 台湾仏教徒の社会的使命劉 頑椿
 寺廟も社会教化に趙 淸輝
 生活難と犯罪李 茂松
 彙報
  東久邇宮稔彦王殿下本島へ御成/優良農繁期託児所/全国方面委員大会・台湾出席
  者氏名及び協議会発表意見の大要/「子供の日」新行事結果/生江孝之老古希記念
  行事/第五回乳児選奨会の審査決定/全日本司法保護事業大会
 統計
【第35巻】

・第百四号(昭和十二年七月)
 巻頭言―理論より実行毛利 寛
 報恩感謝の念郭 延俊
 金銀紙焼却廃止について陳 全永
 金銀紙焼却廃止の経過基隆同風会
 偉人と精神変徴中村 讓
 台湾の迷信曾 景來
 家計調査石川 汎
 少額勤労所得者の家計内閣統計局
 求職者の群を眺めて甘利英夫
 本島移民事業の使命金澤吉次郎
 社会欄
  欧米に於ける児童女性保護の問題 中田俊造/ナチスの労働奉仕の精神 小笠原豊
  光/国民保健の基礎 菊池豊三郎/迷信 戸田貞三/科学的な合性 關 寛之
 シカゴの問題宮古二郎
 腕だめし阿木羅生
 育児欄
  育児の思ひ出 MH生/早生児や虚弱児童にヴィタミンCの補給 砂田惠郎/乳児
  脚気の手当竹野芳次郎/疫痢の手当法 石橋長英
 樂生院歌人柴山武矩
 彙報
  皇恩感謝の参拝/基隆同風会の金銀紙焼却廃止/台北市南署・冠婚葬祭の改善/新
  竹州農繁期託児所で国語教育/彰化市・書房を国語講習所に改む/基隆公設質舗・
  毎月流質品を処分/学振食糧委員会・国民保健向上対策調査進む/台北仁済団第三
  十四回報告
 統計
 昭和十二年上半期総目次

・第百五号(昭和十二年八月)
 口絵 第八回全国方面委員大会/第九回内地社会事業視察団
 巻頭言―非常事変に際して毛利 寛
 第八回全国方面委員大会記事
 第八回全国方面委員大会感想鈴木重嶽
 第九回内地社会事業視察団報告五藤 勇
 団員の感想
 視察所感 諸岡政雄/内地社会事業視察を終へて 呉 ■烈/視察所感 張 宏源/
 視察所感 殷 金錠/土地に則した施設 林 塗盛/団体行動に関して 佐藤城雲/
 大阪高津学園を見る上田七藏/視察所感 施 天生/内地社会事業視察記 陳 蓮興
 社会
  勤労生活の尊重 遊佐敏彦/国民体力とは何か 小笠原道生/保健社会省の創設/
  熟練工の養成と国民の生活/心身鍛錬運動
 高雄市社会館建設趣意並計画宮川精九郎
 全国司法保護大会の概況
 軍事扶助法
 彙報
  新竹市生活改善会の事業要項/掬林の社会事業施設
 統計

・第百六号(昭和十二年九月)
 巻頭言―日支事変と方面委員の活動毛利 寛
 社会調査(三)岡田 謙
 台湾迷信/有応公廟曾 景來
 犯罪捜査宮古二郎
 樂生院秀歌集柴山武矩
 釈放者保護
  保護委員制に就て 川村直岡/保護の領域 大槻三郎/保護事業への一示唆 呉
  池/行刑の新態容と累犯現象に就て 池田志幹/ 保護事業の重要性とその拡充に
  就て 川野 綠/司法保護事業の動向とその拡充強化に対する考察 平田熊雄/保
  護事業の中心思想をなすものは何か 雨森一惠/台南積徳会に就て 小野徹昭
 釈放者保護の体験を語る
  被保護者の一二 閑林利劒/釈放者の行衛 掬月晴臣/釈放者さまざま 久長興仁
  /釈放者の更生を阻むもの 澤井岱峩/若しも此の保護なかりせば 幅永覺也/只
  の一言で再び暗転 寺町實順/保護は共同の責務 張 ■綸
 禁酒問題
  酒と煙草に就ての雑感 内藤又一/道徳的勇気の源なる禁酒 竹下爲治/健康日本
  と禁酒 蓮沼庄伊/禁酒運動の動機 高木梧太郎/台湾禁酒会の事業と現況 岸 喜鑑
 事変と台湾社会事業
  日支事変経過 台湾総督府臨時情報部発表/引揚邦人救護状況/軍事扶助に関する
  依命通牒/軍事扶助台湾委員会結成
 統計
【第36巻】

・第百七号(昭和十二年十月)
 皇后陛下の御仁慈総督謹話
 視力保存
  視力保存と失明防止 台北帝大医学専門部教授 後藤英男・台湾総督府台北医院医
  長 國友昇/弱視児童教育に就て 台北盲唖学校長 木村 謹/統計上より観たる
  本島在住学生生徒/児童の視器に就て 文教局学務課 丸山芳登/視力の保護 中
  央研究所 富士貞吉/盲人国台湾 医務局衛生課 曾田長宗/台南州下におけるト
  ラホームの現状 台南州衛生課 野田兵三/盲人統計資料 警務局衛生課
 社会調査台北帝大講師 岡田 謙
 台湾迷信(有應公の研究)曾 景來
 軍事扶助法の解説編集部
 第八回子供の日のあと原 忠明
 彙報
  第七回視力保存デー/引揚者救護調/国民精神総動員実施要項/農林省の銃後対策
  勤労奉仕班
 支那事変の経過臨時情報部
 軍事扶助法施行細則
 銃後の任務と託児所の新設高島米峰
 統計

・第百八号(昭和十二年十一月)
 巻頭言―銃後の援護着々進む毛利 寛
 島民諸君に告ぐ小林總督
 国民精神総動員実施に当りて森岡二朗
 国民精神総動員と島民の覚悟郭 延俊
 方面精神総動員を以て対処す鈴木重嶽
 支那事変はわが国民経済生活に如何なる影響を及ぼすか東嘉生
 銃後の衛生 戦時防疫阿部敏雄
 出征応召軍人家庭の社会的優遇北見五郎
 時の話題
  一、このトーチカ野郎/二、心のすきにしのびこむスパイ/三、資源愛護は家庭よ
  り/四、消費節約とは
 台湾迷信曾 景來
 病葉散る影柴山武矩
 育児室
  離乳より就学まで MH生/赤ちゃんの消化不良症の手当/叱ってはならぬ幼児の
  うそ 丸山良三
 第八回子供の日のあと原 忠明
 支那事変の経過臨時情報部
 彙報
  第十回全島社会事業大会開催要綱/職業指導週間/全日本方委連・国民精神総動員
  中央連盟加入/全日本司法保護事業連盟の結成/臨時軍事援護部新設
 統計

・第百九号(昭和十二年十二月)
 巻頭言―国民精神総動員と社会事業
 行基菩薩の慈善救済事業髙橋梵仙
 領台以前に於ける清国賑恤制度松本盛長
 台湾に於ける小作史と小作道張 新恩
 台湾迷信曾 景來
 移民村の銃後対策金澤吉次郎
 社会調査岡田 謙
 感想柴山武矩
 方面委員取扱実話 薄幸の女石橋慧空
 国語教育は赤ん坊のうちから林 文樹
 モロカイ・カラウパパ半島の樂生園を訪ねてハーリー・A・フランク
  わが団体と支那 井上哲次郎/労働力の不足と熟練工養成問題/
  少年期の復讐心 太田秀穗
 彙報
  皇太后陛下の御仁慈・同情週間開催要綱/各州方面委員総会・軍事扶助・生活改善
 総督府臨時情報部発表ニュース摘録
 統計
第4回配本
【第37巻】

・第百十号(昭和十三年一月)
 口絵 第十回全島社会事業大会
 皇室と方面事業
 新年の辞小林躋造
 年頭の辞森岡二朗
 年頭所感島田昌勢
 台北州下社会事業に関する年頭所感藤田■治郎
 新竹州下社会事業に関する年頭所感赤堀鐵吉
 台南州下社会事業に関する年頭所感川村直岡
 高雄州下社会事業に関する年頭所感内海忠司
 我邦国民体位の現状と其の対策丸山芳登
 労働需給の調整に就て大貫 廉
 日本経済は動く東嘉生
 台湾迷信(六)曾 景來
 時の話題
  金銀紙焼却廃止と資源愛護の問題/生産力の拡充と労働力の充備/
  軍事扶助事業の重点
 一氏一談
  出征軍人家族と質屋の利子 有馬台北市大和町公設質舗主任談/金銀紙焼却と警察
  水野台北南警察署長談/もののわかった人 佐藤豊國養老園主談
 第十回全島社会事業大会
 貧者の一燈 矢部 格/若き未亡人
 彙報
 統計
 昭和十二年下半期総目次

・第百十一号(昭和十三年二月)
 巻頭言―軍事援護事業の積極化
 台中州に於ける保育事業の現況と将来岡部松五郎
 保育の実際に就て佐竹齊吉
 老人住宅「樂々荘」大橋主一
 芸娼妓解放前に於ける明治政府の売笑対策太田鼎三
 台湾迷信 王爺とは何ぞや(下)曾 景來
 ガガの門を叩く杉 佐木
 職業紹介所雑感秀島六二
 回礼柴山武矩
 時の話題
  厚生省の新設 厚生省/事変と戸籍 司法省民事局/事変と恩給扶助料 内閣恩給局
 世界大戦時に於ける列国の採れる戦傷者並遺家族保護対策の概要(一)
臨時軍事援護部
 彙報
  皇軍慰問金の拠出・社会事業法案要綱
 行政資料
  軍事扶助法施行令中改正ノ件・厚生省官制・傷痍軍人保護対策審議会・厚生省首脳
  部決定・厚生省分課規定・文教局ニ軍事援護係ヲ設置
 統計

・第百十二号(昭和十三年三月)
 巻頭言―未成年者喫煙、飲酒禁止法施行の運びに至る
 未成年者飲酒、喫煙禁止法施行に関し過去を顧みて所感を述ぶ横川 定
 未成年者喫煙、飲酒禁止問題に就て濱中修三
 少年犯罪者の殺人犯及傷害犯等と飲酒喫煙に関する研究新竹少年刑務所
 未成年者飲酒、喫煙に関する資料
 結核予防法施行の概説警察局衛生課
 結核予防法の施行に当りて二見直三
 結核予防法施行規則
 生計調査表に就て矢部 格
 婦人の自覚原 忠雄
 台湾迷信 金銀紙類曾 景來
 芸娼妓解放前に於ける明治政府の売笑対策太田鼎三
 ガガの門を叩く杉 佐木
 世界大戦時に於ける列国の採れる戦傷者並遺家族保護対策の概要臨時軍事援護部
 第十一回全島社会事業講習会の概況T・H生
 彙報
 行政資料
 統計
 全島公設職業紹介所月報(十一月分)・全島公設質舗月報(十月分)
【第38巻】

・第百十三号(昭和十三年四月)
 表紙宮田彌太郎
 巻頭言 第一回遵法週間に際して
 時局と職業戦線の動向厚生省職業課長 近藤壤太郎
 戦傷者の職業再教育問題啓成社教育課長 守屋喜元
 結核予防
  結核と結婚 永井 潜/小児結核の常識 酒井 潔/結核の予防と個人の自覚 新
  免 勝/本島人間の結核に関する迷信及其民間療法 邱 賢添/施療ベット施設の
  要望 矢部 格/撲滅を目ざして 及川富嘉志
 青春日記(ラヂオドラマ)中山 侑
 社会調査(完)岡田 謙
 隣保制度の歴史的研究(一)杵淵義房
 台湾迷信曾 景來
 全日本方面委員連盟地方委員会に出席して五藤 勇
 全議会提出の社会事業諸法案
 彙報
 行政資料
 統計

・第百十四号(昭和十三年五月)
 巻頭言―第九回子供の日を迎へて慶谷隆夫
 子宝談義穗積重遠
 勉強する子の導き方倉橋惣三
 戦争童話の教育的価値蘆谷重常
 子供の日前奏柴山武矩
 アメリカの児童保健祭大井川 深
 児童を繞る台湾迷信曾 景來
 出征軍人家庭の子供を中心とする座談会
 戦後経営と社会政策加田哲二
 戦時授産事業の使命勝田益男
 国家総動員法の施行に当りて臨時情報部
 隣保制度の歴史的研究(二)杵淵義房
 精神鑑定の常識中村 讓
 福州の救恤事業魏 綸松
 愛国婦人会主催技芸講習会を視るH・H生
 軍事援護事務打合会
 全国方面委員大会決議事項処置総覧(一)
 行政資料
  恩給法中改正法律・恩給金庫法・入営者職業保障法及同施行令・支那事変に係る死
  歿者特別賜金に関する件

・第百十五号(昭和十三年六月)
 巻頭言―長期戦と銃後対策
 傷痍軍人の強制雇用問題鮎澤 巖
 傷痍軍人保護対策の根本問題關口久志
 国家総動員と労務需給の調整北見五郎
 職業紹介法並に入営者職業保障法の改正に就いて厚生省職業部
 改正職業紹介法の解説金子演男
 事変と港湾職業紹介所伊藤友三郎
 国際会議に出席してジー・グシュー・テイラー
 事変と樂生院福留 榮
 北條民雄の死中山 侑
 坊や(実話)宮崎勝雄
 青少年の不良化に就て前田偉男
 愛国貯蓄運動に就て台湾総督府臨時情報部
 恐ろしい事実柴山武矩
 座談会記事を拝読して森田正雄
 隣保制度の歴史的研究(三)杵淵義房
 台湾迷信(十一) 符呪と魔術曾 景來
 全国方面委員大会決議事項処置総覧(二)全日本方面委員連盟
 彙報
  全国方面委員大会開催要綱・「子供の日」行事優良児選奨・内地視察団大日本傷痍
  軍人会台湾支部の設立
 統計
【第39巻】

・第百十六号(昭和十三年七月)
 写真 竹田宮大妃殿下の御成を拝し奉る(台湾総督府謹写)
 皇后陛下の有難き御言葉
 竹田宮故恒久王妃昌子内親王殿下の御成に際して
    小林総督府謹話、古荘台湾軍司令官謹記、吉野台北陸軍病院長謹話
 再び拝謁の光栄に浴して上川 豊謹話
 本島軍事援護事業抜群功労者の功績概要編集部
 支那事変一周年を迎へて台湾総督府臨時情報部
 支那事変一周年に顧る本島軍事援護事業の概況文教局社会課軍事援護係
 国民健康保険法運営の根本方針川村秀文
 精神薄弱児の救済問題中楯幸吉
 隣保制度の歴史的研究(四)杵淵義房
 台湾迷信(十二) 符呪と魔術(下)曾 景來
 統計
 相和十三年上半期総目次
 編集後記

・第百十七号(昭和十三年八月)
 口絵 第九回全国方面委員大会/内地社会事業視察団一行
 巻頭言―物資需給の統制と労務需給の調整
 第十回内地社会事業視察記原 忠明
 第九回全国方面委員大会原 忠明
 内地の軍事援護事業を視て大橋生
 内地視察団感想
  内地社会事業施設ところどころ 林 永寧/神前に額きて皇民化邁進を誓ふ 張
  淸標/理論を着々実地へ 陳 建來/戦時体制下の内地社会事業 江 位坤/兵隊
  さんのシャツ縫ひで生業扶助 梁 耀鐘/救貧より防貧へ 劉 菜頭/地方でも行
  ひうること 林 新彩/敬神祟祖の念厚きに感ず 侯 文龍/浴風園について 葉
  世潭/全島民を皇大神宮に参拝させたい 朱 富榮/内地社会事業家の献身的努力
  余 進添
 にほふ心森田正雄
 時の話題
  物資動員に伴ふ転失業対策/台湾における転失業問題/職業紹介所の積極的活動/
  失業家族と軍事扶助
 隣保制度の歴史的研究(五)杵淵義房
 台湾迷信(十三) 風水と変態風俗曾 景來
 統計

・第百十八号(昭和十三年九月)
 口絵 大日本傷痍軍人会台湾支部発会式
 巻頭言―大日本傷痍軍人会台湾支部の創立に当って
 時局と職業紹介所の国営廣瀬久忠
 国家的見地に於ける社会事業山口 正
 戦時に於ける労務統制の問題後藤 淸
 傷痍軍人会の趣旨に就いての懇談会
  大日本傷痍軍人会支部の創立
 時局と未成年者禁酒法高島米峰
 全国酒なし日運動と青少年の禁酒禁煙横川 定
 禁酒の急務大澤徳則
 偉い日本民族岸 喜鑑
 保護教化の甘味と辛味大槻三郎
 司法保護事業と警察寺町實順
 累犯の予防柴田一平
 保護実話
  軍夫となって厚生す 掬月晴臣/模範受刑者の国防献金 宍戸了要
 方面随筆KY生
 隣保制度の歴史的研究(六)杵淵義房
 台湾迷信(完)曾 景來
 統計 公設職業紹介所年報、公設質舗年報
【第40巻】

・第百十九号(昭和十三年十月)
 巻頭言―銃後後援の強化
 銃後後援と国民の協力厚生大臣侯爵 木戸幸一
 軍事扶助と国民の協力藤村益藏
 軍事援護事業の徹底を望む中村不覊兒
 軍事援護事業雑感石川眞澄
 愛国婦人会銃後の奉公愛国婦人会台湾本部
 戦歿者遺族、傷痍軍人のために(一)編集部
  死亡賜金/特別賜金/恩給扶助料/増加恩給、傷痍年金、傷病賜金/恩給金庫/
  軍人傷痍記章
 隣保制度の歴史的研究(七)杵淵義房
 彙報
  皇后陛下の御仁慈/銃後後援強化週間実施要綱・育英振武会・軍事扶助台湾委員会
  役員異動・第十二回全島社会事業講習会
 行政資料
  軍人傷痍記章令及施行規則の改正・傷痍軍人台帳規則・軍事援護相談所月報

・第百二十号(昭和十三年十一月)
  軍人援護ニ関シ内閣総理大臣ニ賜ハリタル勅語(謹写)
  皇后陛下御歌(謹写)
  近衛内閣総理大臣謹話
  小林総督謹話
 漢口陥落を祝して島民に告ぐ島田昌勢
 銃後国民に望む福田峯雄
 奉公の論理今崎秀一
 社会事業の今昔を語る座談会
  (出席者)三上長治、杵淵義房、中村不覊兒、古市 健、矢部 格
 流れゆく柴山武矩
 扶助の圏外にある営業の援護大橋生
  そらは明けゆく 原生/内地満鮮より本島の社会事業を眺めて 陳 全永/銃後国
  民の協力 貫田至道/銃後援護の持続 針原幸次郎
 戦後に増える性病の害毒と其の予防高橋信吉
 隣保制度の歴史的研究(八)杵淵義房
 戦歿者遺族・傷痍軍人の為に(二)編集部
  金鵄勲章年金/転免役賜金/遺族記章/乗船車についての特典/戦歿者遺族の中等
  教育費助成/授業料の減免/印紙の売捌、煙草の小売の優先権/勲章記章/軍事援
  護相談所・遺族住宅
 質疑応答
 彙報
  聖上陛下の大御心・皇后陛下の御仁慈/御下賜金を以て恩賜財団を設立/全島社会
  事業大会実施要綱・台中州軍事援護事業大会概況/第八回台南州方面委員総会要綱
 行政資料
  軍人援護ニ関スル勅語並ニ御下賜金ニ関スル通牒・傷痍軍人台帳規則公布ニ関スル
  衣命通牒・傷痍軍人台帳ニ関スル件

・第百二十一号(昭和十三年十二月)
 巻頭言―社会事業と勤労奉仕制度
 銃後の社会事業岡田 謙
 傷病兵保護事業と国民の協力持永義夫
 国民体位と栄養原 徹一
 中央に於ける社会事業の拡充強化に就て山本欽一
  方面実話 一生を酒に捧げた薄命の男 石橋慧空/軍事援護の強化を望む 鈴木重
  嶽/方面委員の自覚 齊東野人/方面委員の取扱報告より 編集部/小公学校の教
  科書に「方面委員」の四字を入れて頂きたい K・G
 性格異常児の注意金子準二
 長期建設戦の経済的課題北山富久二郎
 隣保制度の歴史的研究(九)杵淵義房
 偶感九題・台北市社会事業施設巡り屋部憲重
 成徳学院由来記補足瀧澤生
 彙報
  畏し皇太后陛下より樂山園へ御下賜金/新竹州方面委員総会/台北州方面委員総会
  /台中州方面委員総会/職員健康保険制度案、船員保険制度案要綱決定/十一月三
  日 首相放送講演より/諸岡博士、小鹽氏の国民精神総動員全島巡回講演/台北市
  出征軍人後援会城西技芸指導所に
  授産部、託児部開設
 統計
 公営職業紹介所月報、公設質舗月報
【第41巻】

・第百二十二号(昭和十四年一月)
 新年の辞島田昌勢
 支那の社会事業今村完道
 再び国民体位の向上策に就て丸山芳登
 戦時社会政策の諸問題内藤保廣
 偶感中村不覊兒
 統制経済と転失業問題東 嘉生
 保育報国岡部松五郎
 方面実話 死線を越えて更生の喜びへ檜 山人
 続 流れゆく柴山武矩
 松山養生園建設の由来と台湾に於ける結核予防施設に就て素水生
 隣保制度の歴史的研究(十)杵淵義房
 彙報
  恩賜財団軍人援護会の内容/鹿児島県下風水害に関する義捐金募集/全島方面強調
  週間/傷痍軍人の委託療養に就て/中央社会事業協会の改組
 行政資料
  傷痍軍人ノ委託療養ニ関スル件/傷痍軍人就職状況調査ニ関スル件/遺族紛争解決
  ノ為扶助料死歿者特別賜金等支給停止方ニ関スル件
 統計
  公設職業紹介所月報、全島公設質舗業務状況(六、七月分)/軍事援護相談所事業
  調(九、十月分)
 昭和十三年下半期総目次

・第百二十三号(昭和十四年二月)
 全島軍事援護事業大会/第十一回全島社会事業大会
 開会式
  島田会長式辞/小林総督告辞/内海高雄州知事祝辞/中井大佐祝辞/高木屏東市尹
  祝辞/祝電/表彰者功績の大要
 協議総会議事
  昭和十二年度収入支出決算/昭和十三年度収入支出予算/前大会決議事項の処理概
  要/委員会提出協議事項提示/各州提出協議事項協議
 委員会議事
  台北州答申/新竹州答申/台中州答申/台南州答申/高雄州答申/澎湖庁答申
 研究部会発表事例
  軍事援護部会発表事例/一般社会事業部会発表事例
 協議総会―再開―
  委員会報告/軍事援護部会報告/一般社会事業部会報告/閉会の辞
 時局所感―特別講演岡田梅吉

・第百二十四号(昭和十四年三月)
 傷痍軍人職業輔導と作業分析鈴木源吾
 厚生政策の確立松澤兼人
 独逸の社会事業と労働奉仕中 脩三
 羞恥感情とその文化的意義飯沼龍遠
 移民村応召者に対する銃後の後援金澤吉次郎
 戦時下の産業組合問題水野武夫
 母性の保健眞柄正直
 時の話題K・G・R
  軍人遺族住宅/国民登録制度と職業紹介法
 皇民化運動を阻害するもの賴 石成
 方面実話 不法占有土地返還並祖谷請求訴訟事件の調定丁 路姚
 台北市公共住宅の建設を語る瀧澤生
 隣保制度の歴史的研究(十一)杵淵義房
 明治政府の公私娼対策太田鼎一
 彙報
  畏し紀元の佳節に当り御内帑金御下賜/有栖川宮厚生資金御下賜/台南州で軍人遺
  族住宅の計画進む/台南愛婦授産託児所を兼ねた婦人会館を作る
 統計
  全島公設職業紹介所月報、全島公設質舗業務月報(八、九月分)/軍事援護相談所
  取扱件数調(十一、十二月分)
【第42巻】

・第百二十五号(昭和十四年四月)
 司法保護事業の現代的意義安平政吉
 中小工企業と其の組合(中小工業者の問題)今西庄次郎
 病気・老衰・子沢山矢部 格
 銃後の婦人に課せられた重大な使命の一つ田中きわの
 軍事扶助法施行細則の改正に当りて原 忠明
 隣保制度の歴史的研究(十二)杵淵義房
 軍人援護会常務理事会議の状況
 厚生通信
  改組後中央社会事業協会役員内定/全日本私設社会事業連盟は中央社会事業協会の
  特別会員に加入/司法保護事業連盟は中央社会事業協会に加入/全国方面委員代表
  者会議/第十回全国方面委員大会は五月下旬仙台で/物価が上って救護法の給付金
  を引上/資金難の私設社会事業の補強策/全国的に結成される銃後奉公会/増へる
  軍事援護相談所/岐阜県に傷痍軍人職業補導所設置/軍人援護会東京府支部の本年
  度事業方針/大日本軍人援護会の有馬療養所三月末限り閉鎖/国立人口問題研究所
  設立/多産家庭の救護/済生会を中心に医療統制/保健所増設/癩療養所の拡張/
  司法保護事業法/保護委員規定/職工義務養成令/中央社会事業協会の本年度予算
 彙報
  四月十一日より第二回遵法週間/台中の遺族住宅完成/結核予防日は五月中開催/
  第十回子供の日/第二回少年保護日
 統計
  全島公設職業紹介所月報(十、十一月分)/全島公設質舗月報(十、十一月分)、
  全島軍事援護相談所月報(十二月分)
 附録
  軍事扶助関係法規集(一)
  軍事扶助法/同施行令/同施行細則準則

・第百二十六号(昭和十四年五月)
 口絵 押し寄せた赤ちゃん部隊/台北・台中に軍人遺族住宅完成
 特集 児童愛護
  出生死亡の消長より観たる日本国民の将来 丸山芳登/時局と児童愛護 森 健藏
  /本島幼児保育の重要性と其の主眼点 岡部松五郎/出征軍人後援会託児所日記
  後藤登美子/貧しい子供の四季(一) 中山 侑/台湾の赤ちゃんと内地の赤ちゃ
  ん 飯沼龍遠/新産児・乳児に於ける伝染性疾患の予防 眞柄正直/最近の乳幼児
  栄養問題 村上勝美/入院患者より見たる小児疾患の地方的特徴 魏 火曜
 統制経済の本質楠井隆三
 傷痍軍人職業補導の必要とその可能力丸慈圓
 我が国の未成年者喫煙及び飲酒禁止法吉田坦藏
 結核予防特集
  社会衛生学的結核予防対策 酒井菊男/肺結核の起り方と之に対する心懸け 桂
  重鴻/結核菌の防衛 山崎 蓊
 中小工企業と其組合(完)今西庄次郎
 厚生通信
  全国一せいに児童愛護週間/軍事援護相談所助成に百万円/中央社会事業協会各地
  方社会事業団体に補助金交付
 彙報
  皇后陛下の御仁慈/内地社会事業観察団/全島軍事援護社会事業事務打合会議開催
  /結核予防日実施要項/台中の軍人遺家族住宅完成/会員異動
 附録
  台湾社会事業関係法規集(一)
  文教局処務規程/社会的施設事業ニ関スル件/台湾窮民救助規則/台湾窮民救助規
  則取扱手続

・第百二十七号(昭和十四年六月)
 口絵 畏し皇太后陛下の癩者に垂れ給ふ御仁慈/今年台湾で一番丈夫な赤ちゃん
 台湾を癩より浄めよ
  赤坂御苑に実生へし御楓を拝受して 上川 豊(謹記)/台湾の癩と南支那の癩
  上川 豊/癩患者とその家族の悩み 福留 榮/宣伝と目標 柴山武矩/癩患者は
  なぜ逃げたりするか 堀江琢郎/癩院生活の実相 行川信吾/小島の春を読む 柴
  山武矩/
  癩者の歌へる
   佐久間南山、宮崎勝雄、幸子、武田史郎、貴島淸春、本田香代、小崎治子、吉村
   和郎、梅田董郎、伊志井伸二、青山純三
  樂生院の綴方教室
   李 振光、山田アツエ、高 謝徳、宮本光子、黄 木水、莊氏秀雲、寺前春江、
   廖 天炎
  病友(患者創作) 宮崎勝雄
 子供の四季中山 侑
 傷痍軍人職業補導と作業分析鈴木源吾
 隣保制度の歴史的研究(一三)杵淵義房
 明治政府の芸娼妓対策(二)太田鼎三
 厚生通信
  皇后陛下の御懿旨を奉戴して結核予防会設立/原泰一氏中社協会を引退/厚生省軍
  事援護院を企画/中社協会研究所は参与制
 彙報
  軍事援護社会事業事務打合会状況/会員異動
 附録
  軍事扶助関係法規集(第二集)入営者職業保障法
【第43巻】

・第百二十八号(昭和十四年七月)
 疲労と生産力
  疲労と作業能率 鈴木源吾/疲労と産業交通事故 細見 仁
 恩賜財団軍人援護会の事業
 貧しい子供の四季中山 侑
 ユダヤ人の世界竹下 弘
 隣保制度の歴史的研究(十四)杵淵義房
 明治政府の公私娼対策(三)太田鼎三
 彙報
  秩父宮妃殿下を結核予防会総裁に拝戴/朝香宮殿下の御召状を伝達/傷痍軍人会台
  湾支部の第一回傷痍軍人座談会/傷痍軍人五則と傷痍軍人教化指導方針/無職の傷
  痍軍人なからしむ―郵便年金の支払開始年齢を二十歳にひきさげ/白衣の勇士をみ
  まふ家族に補助金―傷痍軍人教員養成所増設―映画「護れ傷兵」近く完成/杵淵義
  房氏の台湾社会事業史刊行の緒につく/明年第三回全国癩患者調査―事変以来済生
  会の援護状況/台湾の人口戸数(昭和十三年末)―戦死者未亡人を女教員に―二人
  以上の戦死者家庭を表彰―七月七日を興亜記念日―会員異動
 統計
  全島公営職業紹介所月報(十二・一月分)/全島公設質舗月報(十二・一月分)/
  軍事援護相談所月報(一月分)
 昭和十四年上半期総目次
 附録
  軍事扶助関係法規集 第三集/台湾社会事業関係法規集 第二集

・第百二十九号(昭和十四年八月)
 口絵 内地社会事業視察団
 第十回全国方面委員大会
 内地社会事業視察感想
  内地社会事業視察記 坂場三郎/第一班記録補遺 森 佐一/仙台から東京まで
  林 炳崑/横浜鎌倉の社会事業施設 陳 淸風/進歩のあと 素 水生/農村留守
  部隊の働きぶり 蘆 田俊/自治的訓練 余 杞柳/皇恩に感激 顔 春福
 隣保制度の歴史的研究(十五)杵淵義房
 彙報
  畏し高松宮殿下には有栖川宮奨学資金を御下賜、光栄の杵淵氏/戦歿者の未亡人を
  教員に養成/新設された軍事保護院の組織/軍事扶助法による扶助実績/官庁では
  率先傷痍軍人を採用
 統計
  全島公営職業紹介所月報(二、三月分)/全島公設質舗月報(二、三月分)/軍事
  援護相談所月報(二、三月分)
 附録
  軍事扶助関係法規集 第四集
  軍人傷痍記章令施行規則/傷痍軍人台帳/軍人傷痍記章授与臨時特例/同施行規則

・第百三十号(昭和十四年九月)
 第十六回全国酒なし日を迎へ禁酒の励行を望む横川 定
 酒と法医学久保忠夫
 時局と禁酒内藤又一
 青年と酒害竹田實太郎
 禁酒の果実矢崎治子
  飲酒と災害率/オミヤの話 片山國嘉/国家総力戦と人的資源の涵養 ルーデンドルフ
 杵淵成徳学院長の光栄を慶祝す相田良雄
 本島人の内地式改姓名問題鈴木淸一郎
 子女の不良化をいかに防ぐか遠藤信一
 解放令後に於ける公私娼対策太田鼎三
 その母達(出征軍人後援会託児所日記より)後藤登美子
 司法保護記念日を迎ふるに当りて中村八十一
  保護事業の使命 林 火焔/釈放者保護の仕方 石 天賜/釈放者の帰住地 RST
  保護実話
  妻を教育して本人を救ふ 寺町實順/盲目の老母の愛 傳 諸交
 総計
  全島公営職業紹介所月報(四、五月分)/全島公設質舗月報(四、五月分)/全島
  軍事援護相談所月報(四、五月分)
 附録
  軍事扶助関係法規集 第五集/台湾社会事業関係法規集 第三集
【第44巻】

・第百三十一号(昭和十四年十月)
 時局と傷痍軍人の覚悟和波豊一
 台湾に於ける乳幼児死亡の実際丸山芳登
 台北帝大医学奉仕団の活躍と南支の民情村上勝美
 厚生事業への転換原 忠明
 愛国婦人会の援護活動磯部 昇
 安慶敵前上陸小花三郎
 一つの梅干後藤登美子
 軍人遺家族の授産遲塚萬喜野
 鉄窓の応召甲斐蕗之助
 貧しい子供の四季中山 侑
 徳川幕府の五人組制度杵淵義房
 明治初年における私娼取締太田鼎三
 彙報
  銃後後援教化週間実施要綱/全国児童保護大会東京に開催/銃後家庭強化指導方針
  /台北州方面委員総会
 統計
  方面委員件数(四月分)/職業紹介所取扱数(昭和十三年度分、六月分)/公設質
  舗取扱数(昭和十三年度分、六月分)/軍事援護相談所月報(六月分)
 附録
  台湾社会事業関係法規集 第四集
   行旅病人死亡人取扱ニ関スル通牒等

・第百三十二号(昭和十四年十一月)
 海南島の社会事情村上勝美
 少年少女の不良化について家庭教育上の注意遠藤信一
 癩院実話 癩と知って宮崎勝雄
 貧苦と闘ふ母 方面実話三篇
  六人の子をかかへて苦闘する母 矢部 格/貧苦より内地人青年を育て上げた母
  エスエー生/欠食の児を擁して泣く母 けいわい生
 事変実記「陸の魚雷」猛進小花三郎
 明治初年における私娼取締太田鼎三
 軍人援護会より準遺族に準扶助料給付
 彙報
  全島方面調査週間開催/全島軍事援護社会事業大会開催/傷痍軍人の委託職業再教育実施
 統計
  全島公設職業紹介所月報(七月分)/全島公設質舗業務月報(七月分)
 附録
  軍事扶助関係法規集 第六集
   軍事救護法関係通牒

・第百三十三号(昭和十四年十二月)
 最近台湾に於ける結核予防事業の進展警務局衛生課
 興亜長期戦と結核の予防新免 勝
 結核予防法実行に就ての注意吉田垣藏
 児童健康相談所に於ける小経験を語る魏 火曜
 火線より銃後生活戦へ(傷痍勇士職業再教育報告)徳富 淸
 癩院実話 入院の日宮崎勝雄
 方面実話
  方面二題 矢部 格/薄幸なる女を闇の世界より救ひて 丸井智選/哀れな一家に
  愛の手は伸びる 王 登山/出征軍人家庭へ家主の義挙 田口富士雄/運命に奔弄
  せられた薄命の男 石田慧空
 彙報
  軍事援護事務打合会状況/全島方面強調週間実施
 統計
  全島方面委員数調(昭和十四年九月)/全島方面委員件数調(昭和十三年度)(五
  月分)/全島公設職業紹介事業概況(八月分)/全島公設質舗業務報告(八月分)
  /全島軍事援護相談所月報(八月分)
 附録
  軍事扶助関係法規集 第七集
   軍事救護法関係通牒
【第45巻】

・第百三十四号(昭和十五年一月)
 新年の辞総督 小林躋造
 年頭の辞総務長官 森岡二朗
 皇紀二千六百年を迎ふ会長 島田昌勢
 報酬なき奉仕理事 三卷春楓
 台湾人の高齢者丸山芳登
 児童保護に関する私見酒井 潔
 浪費文化と節約文化飯沼龍遠
 法令米と栄養山本 亮
 傷痍軍人指導者修養会長崎淸香
 台湾に於ける軍事援護事業の進展文教局軍事援護係
 令旨奉体国民運動の基調酒井菊雄
 ユダヤ人の慈善事業竹下 弘
 廟宇にある薬籤を探究した事例につい瀧澤豊一
 貧しい子供の四季中山 侑
 徳川幕府の五人組制度杵淵義房
 統計
  方面委員取扱件数(六月分)/公設職業紹介所事業概況(九月分)/全島各公設質
  舗業務報告(九月分)
 昭和十四年下半期総目次

・第百三十五号(昭和十五年二月)
 全島軍事援護事業大会/第十二回全島社会事業大会特集
 開会式
  島田会長式辞/小林総督告辞/大会宣言/清浦全日本方面委員連盟会長祝辞/花蓮
  港庁長祝辞/花蓮港街長祝辞/祝電/表彰者功績の大要
 協議会議事
  緊急動議三件
  会務報告
   前大会請願事項の処理概要/昭和十三年度収入支出決算/昭和十四年度収入支出予算
  協会提出協議事項の審議
   台北州答申/新竹州答申/台中州答申/台南州答申/高雄州答申/花蓮港庁答申
   /澎湖庁答申/各州庁答申審議委員会報告
 本島軍事援護社会事業に対する地方の要望(各州庁提出事項協議)
  救護法母子保護法の施行促進(台北、新竹、台中)/花柳病予防対策の確立実施
  (台北、台中)/社会事業法の施行(台北)/遺族傷痍軍人の職業補導機関設置
  (台北、新竹、高雄)/方面委員死去に際し弔電発信(台北)/軍事援護事務の拡
  充強化(台北)/方面委員令施行促進(新竹、台南)/社会行政機構の拡充強化
  (台中)/職業紹介法施行促進(台中、高雄)/結核及精神病療養所の設置(台中、
  高雄、花蓮港)/軍人援護対策委員設置(台南)/傷痍軍人職業指導専務職員の配
  置(台南)/健康保険制度実施(台南)/民間質屋の金利引下(台南)/墓地整理
  (台南)/傷痍軍人に対する国営鉄道無賃乗車規定改正(高雄)/全日本方面委員
  大会を本島に開催要望(高雄)/児童保護児童の普及徹底(高雄)
 彙報
  恩賜財団軍事援護会台湾本部設立さる/本協会本部及支部役員異動

・第百三十六号(昭和十五年三月)
 傷痍軍人軍人遺族の恩給金庫利用に就て小野久七
 本島に於ける職業紹介所の機能強化丸山篤一郎
 令旨奉体結核予防国民運動の基調酒井菊雄
 産業報国運動の特質松崎一夫
 無料法律相談所の開設金子光太郎
 傷痍軍人の身上相談長崎淸香
 疎かにできぬ離乳の時期と方法魏 火曜
 戦死せる人の妻に古川徳信
 事変は産む赤坂連藏
 少女を病苦より救ふ(方面取扱)王 登山
 優良吏員の内地人養子入籍(方面取扱)瀧澤豊吉
 傷痍軍人質疑応答
 彙報
  畏し紀元の佳節に御下賜金/軍人援護会台湾本部より市郡分会規程案会則案を指示
  /全国児童保護事業大会決議事項
 統計
  全島公営職業紹介所月報(十月分)/全島公設質舗業務報告(十月分)/全島軍事
  援護相談所月報(九、十月分)
 附録
  台湾社会事業関係法規 第五集
   罹災救助ニ関スル通牒
【第46巻】

・第百三十七号(昭和十五年四月)
 表紙宮田彌太郎
 少年犯罪に関する問題大槻三郎
 少年不良化と家庭の責任遠藤信一
 盗癖のある学齢児童矢部 格
 遺児部隊台湾代表に付添ひて淸水善之
 第七十五議会に現はれた厚生に関する諸問題北見五郎
 特集 公設質舗に現はれた事変の影響
  台南市公設質舗 狩野政男/高雄市公設質舗 田中平次郎/基隆市公設質舗 三木 茂
  /新竹市公設質舗 杉本省三/台北市大和町公設質舗 有馬一郎/嘉義市公設質舗
  島兒愛熊/台北市新富町公設質舗 池上福太郎/屏東市公設質舗 黑川福三/彰化
  市公設質舗 米山眞三郎
 社会の暗黒面を照す方面委員の働き宮川精九郎
 社会事業大会に対する期待原 忠明
 天狗雑話中村 讓
 彙報
  軍人援護会台湾本部の事業計画
 統計
  全島方面委員取扱件数(八月分)/全島公営職業紹介所月報(十一月分)/全島公
  設質舗業務報告(十一月分)/全島軍事援護相談所月報(十一月分)
 附録
  台湾社会事業関係法規集 第六集
   罹災救助、公設質舗

・第百三十八号(昭和十五年五月)
 児童保護第一特集
  飲酒の産児に及ぼす影響 吉田坦藏/育児相談を通じてお母さん方へ 酒井 潔/
  戦時下の乳幼児栄養問題(節米の影響) 村上勝美/児童の健康に及ぼす寄生虫の
  危害 小林英一/保母の心得 岡部松五郎/小さいお花畑(出征軍人後援会託児部
  日記) 後藤登美子
 社会政策の新意義楠井隆三
 戦時と夏季時間園部 敏
 利潤統制の検討(経済時評)東 嘉生
 厚生法(講座)後藤 淸
 今年度公布された国民体力法と国民優生法
 芭蕉花(扉絵と文)飯田實雄
 労務者住宅建設損失補償制の制定/厚生省の乳幼児対策/赤ちゃんに純綿ネル配給/
 児童の栄養改善/軍需工場の経営刷新
 統計
  全島方面委員取扱件数(九月分)/全島公営職業紹介所月報(十二月分)/全島公
  設質舗業務報告(十二月分)/全島軍事援護相談所月報(十二月分)
 附録
  台湾社会事業関係法規 第七集
   公設質舗

・第百三十九号(昭和十五年六月)
 始政記念日を迎へて台湾総督 小林躋造,総務長官 森岡二朗
 児童保護第二特集
  子を抱くもの 台大医学部長 森 於莵/小児の肺炎と腸炎(乳幼児死亡で最も多い)
  台大教授 酒井 潔/台湾に於ける肺炎死の統計的観察 総督府体育官 丸山芳登
  /乳幼児保護に関する基本的考察 台大講師 秋永 肇
 「人的資源としての児童の保護」座談会
  曾田長宗、岡田 謙、奥村二吉、丸山芳登、眞柄正直、古市 健、後藤 淸、酒井 潔、
  立川義男、蓑和藤治郎
  子供さまざま 中山 侑/待たされた入園 早川 節
 渡る世間に鬼はない(方面委扱実話)台北 鹽見喜太郎
 遺家族訪問婦の立場
  桜の会とは?/遺家族を訪問して 高雄市 上井富美江/遺家族の指導に当りて
  高雄市 兒島久美
 癩傷痍軍人の銃後生活樂生院長 上川 豊
 入院当時(創作)樂生院 宮崎勝雄
 彙報
  全島軍事援護社会事業事務打合会
 恩給金庫で恩給扶助料裁定前特別貸付
 統計
  全島方面委員取扱件数(十月分)/全島公営職業紹介所月報(一月分)/全島公設
  質舗業務報告(一月分)/全島軍事援護相談所月報(一月分)

・第百四十号(昭和十五年七月)
 性病予防特集
  台湾の性病蔓延状態(資料) 総督府衛生課技師 曾田長宗/花柳病予防法とはど
  んなものか 田中淸馬/花柳病予防法/性病治療問答―ズルフォンアミド剤の濫用
  を戒む 台大教授 高橋信吉/黴毒の感染と其の症状 台大助教授 秋間泰造/台
  中州に於ける花柳病の取締と予防 台中州衛生課長 桐林 茂/台南州に於ける花
  柳病の取締と予防 台南州衛生課長 野田兵三/高雄州に於ける花柳病の取締と予
  防 高雄州衛生課長 安倍貞次/米国に於ける性病撲滅運動 総督府衛生課技師
  曾田長宗/広東の花柳病 博愛会広東医院 西 仁壽
 生活必需品の切符制(経済時評)台大講師 東 嘉生
 二重自殺の記録(精神病診療余滴)医学博士 中村 讓
 南支第一線報告 欽寧戦線を行く台中州社会事業主事 石川眞澄
 彙報
 傷痍軍人会各州庁分会結成
 花蓮港庁営の職業紹介所
 統計
  全島公営職業紹介所月報(二月分)/全島公設質舗業務報告(二月分)/全島軍事
  援護相談所月報(二月分)
 昭和十五年上半期総目次
【第47巻】

・第百四十一号(昭和十五年八月)
 内地社会事業視察報告金子芝三,齋藤義一
 視察団員感想
  視察雑感 高雄州 岡田藏治/方面委員の積極的活動 台北市 鹽見喜太郎/赤毛
  布旅行記 台南市 川崎吉太郎/方面委員夫人の協力 能高郡 早川治義/感想の
  一端 学甲庄 謝 中庸/渋谷より浅草まで 苗栗 小川秀巌/理解、資金、施設
  金山庄 賴 樹興
 第十一回全国方面委員大会記齋藤義一
 高雄市に於ける住宅調査高雄市社会課 坂場三郎
 時の話題
  住宅難と公益住宅増設/七七禁令と奢侈的営業
 事変下の博愛会総督府技師 下條久馬一
 都市と農村の方面委員事業矢部 恪
 方面事業第一線にて王 登山
 処女期の衛生(婦人衛生知識)台北帝大教授 眞柄正直
 彙報
  帰還軍人に生業援護費給与/傷病軍人と遺族に資金無利子貸付/傷痍軍人に与ふ
  小倉高雄要塞司令官/傷痍軍人子弟も育英助勢
 統計
  全島公営職業紹介所月報(三月分)/全島公設質舗業務報告(三月分)/全島軍事
  援護相談所月報(三月分)

・第百四十二号(昭和十五年九月)
 戦時禁酒の問題
  国家総力とアルコール問題 日本国民禁酒同盟総主事 小塩完次/国家新体制と禁酒
  台北帝大教授 横川 定/禁酒問題筆のまにまに 厚生省公衆衛生院長 林 春雄
  /未成年者の禁酒禁煙 高等法院検察官長 古山春司郎/青少年の犯罪と酒 大阪
  三井 明/国家の発意による禁酒を望む 台南 劉 子祥/禁酒は国家飛躍の推進力
  高雄 高木梧太郎/人類の敵 台南 竹田實太郎
 結婚後の婦人衛生(婦人衛生知識) 台北帝大教授 眞柄正直
 公益優先(時の話題)
 患者さまざま(癩院創作)宮崎勝雄
 事変下の司法保護
  時局と司法保護 法務局行刑課/最も貴い贈物 高雄 観月好昭 保護実話 時局に甦
  る人々 台北 貞包佐七/悪友との腐れ縁を絶つ 高雄 寺町實順/陣中便り/司
  法保護に甦る人々 新竹 福永覺也
 彙報
  台湾司法保護事業連盟の結成・集々街だより/救護を要する世帯全島に二万一千
 統計
  全島方面委員取扱件数(昭和十四年度)

・第百四十三号(昭和十五年十月)
 厚生法(講座)後藤 淸
 新体制下の方面委員鈴木重嶽
 桜村の生活断想土井富美江
 秋の保育後藤登美子
 台北州遺族住宅の近況井芹 進
 傷痍軍人としての立場より大迫 進
 亡き父上と対面の日
  靖国神社の父 藤井 浩/父上対面の日 藤井耕二/お父さんとの対面 河西里子
 隣保館の仕事田村菊三郎
 隣保組織と隣保事業北見五郎
 生活調査の基準
 扶助救護組織の改善
 隣組と消費組合
 市営住宅の厚生的考慮
 杵淵義房氏著台湾社会事業史に叙す
 彙報
  日本社会事業研究会の社会事業再編成試案・厚生省時事
 統計
  全島公設職業紹介所年報(昭和十四年度)/全島公設質舗年報(昭和十四年度)/
  全島公設職業紹介所月報(四月分)/全島公設質舗月報(四月分)/全島軍事援護
  相談所(四月分)

・第百四十四号(昭和十五年十一月)
 経済と倫理(上)台北帝大教授 楠井隆三
 国民経済再編成と転失業対策台北高校教授 東 嘉生
 国民生活の新体制法学博士 松井 茂
 国民生活の新体制
  国民の親和 医学博士 倉岡彦助/国民の自粛自戒 北港街長 佐々木高景/国防
  国家の楯となれ 著述業,台北市会議員 瀨戸山兼斌/静観の秋 新竹東本願寺布
  教師方面委員 角倉不東
 全体主義への再編成原 忠明
 軍事援護に就いて―職員の立場より高雄州属 窪田都義
 日・社・研の「日本社会事業の再編成要綱」に就いて安藤爲造
 二千六百年記念全国軍人援護事業大会
 実話肉親の為めに宮崎勝雄
 社会政策と質屋台南市方面委員 川崎吉太郎
 常会に臨みて高雄市方面委員 瀧澤豊吉
 銃後々援思想強化徹底映画フィルム貸与恩賜財団軍人援護会台湾本部
 彙報
  全島軍人援護事業大会/第十三回全島社会事業大会
 統計
  全島公設質舗業務報告(八月分)/軍事援護相談所事業調(八月分)/公設職業紹
  介事業概況(八月分)

・第百四十五号(昭和十五年十二月)
 経済と倫理(下)台北帝大教授 楠井隆三
 人口と国力台北帝大講師 岡田 謙
 国民生活の新体制について台湾総督府嘱託 中森藤市郎
 国民生活の新体制
  国民道徳の涵養 台北市方面委員台北州会議員 鈴木重嶽/感謝の生活 台北西本
  願寺輪番 八雲圓成/肅然たる自覚 救世団台湾本部長 大澤徳則/新しい信仰に
  出発する 台南市方面委員台南市会議員 劉 子祥/新体制に求むる信仰 新営街
  方面委員 竹原俊雄/家庭生活の新体制 屏東市方面委員 郭 一淸
 統制主義と社会事業磯村英一
 宗教と日常生活の緊密を体験して仏教新体制を叫ぶ員林寺住職方面委員 岡部快道
 紀元二千六百年記念全国社会事業大会概況分島 畊
 国防上より見た森林傷痍軍人 福島武則
 司法保護以和為貴台北刑務所教誨師 池田志幹
 紀元二千六百年記念式典に参列して傷痍軍人 加來武夫
 内地軍人援護事業見聞記彰化市方面委員 山田三平
 盲目の防止に大方の注意を喚起す高雄市方面委員 瀧澤豊吉
 彙報
  全島方面強調週間
 統計
  全島公設質舗業務報告(九月分)/軍事援護相談所事業調(九月分)/公設職業紹
  介所事業概況(九月分)
第5回配本
【第48巻】

・第百四十六号(昭和十六年一月)
 新年の辞台湾総督 長谷川清
 年頭の辞総務長官 齋藤 樹
 年頭の辞会長 梁井淳二
 民間に於ける軍人援護事業に就て軍人援護会理事長 館 哲二
 講座 厚生法(三)台北帝大教授 後藤 淸
 新体制の理念台北帝大講師 秋永 肇
 国民生活の新体制
  新生活への合流 大澤貞吉/経済統制の確立 嘉義市方面委員実業家 庄野橘太郎
  /家庭の新体制 富田兼太郎/女子の真剣を望む 台北市方面委員台北市会議員
  鈴木譲三郎
 国民生活神体制確立について台湾総督府嘱託 中森藤市郎
 年頭の所感員林街方面委員 岡部快道
 松山療養所新築工事落成/結核予防事業軌道に乗る堀 英夫
 方面委員の職責嘉義市方面委員 庄野橘太郎
 軍事援護の種々相屋部憲重
 一町挙つて改善した冠婚葬祭の模範例彰化市社会事業書記 中島朝雄
 高砂族の蛇因縁史杉崎英信
 時局と司法保護揚梅庄方面委員 矢部 恪
 常会漫談高雄市方面委員 瀧澤豊吉
 統計
  全島公設質舗業務報告(十月分)/公設職業紹介所事業概況(十月分)/軍事援護
  相談所事業調(十月分)

・第百四十七号(昭和十六年二月)
 全島軍人援護事業大会/第十三回全島社会事業大会特集
 開会式
  齋藤会長式辞/長谷川総督告辞/台南州知事祝辞/台南市長祝辞/祝電
 表彰式
  軍人援護事業功労者大要/社会事業功労者大要/十五年以上勤続社会事業者/
 総会議事
  宣言/皇軍感謝軍/台南神社正式参拝/緊急動議
 台湾社会事業協会々務報告/恩賜財団軍人援護会台湾本部会務並事業報告
 恩賜財団軍人援護会台湾本部提出事項の審議
  提案理由説明/台北州答申/新竹州答申/台中州答申/台南州答申/高雄州答申/
  花蓮港庁答申/澎湖庁答申/特別委員会報告
 台湾社会事業協会提出事項の審議
  提案理由説明/台北州答申/新竹州答申/台中州答申/台南州答申/高雄州答申/
  花蓮港庁答申/特別委員会報告
 各州庁提出事項の協議
  軍事援護標語を新聞紙雑誌その他刊行物及ビラ等に掲載(台北)/現役兵として入
  営する者の処遇改善(台北・台中)/私設社会事業国庫補助金増額(台北)/生活
  必需品の最小限度確保並之が適正配給(台北)/中小商工業者救済対策樹立(台北)
  /救護法本島施行(台北)/軍人援護事業関係者を現地派遣(新竹)/小国民の教
  養教化(新竹)/映画その他に依る国民教化(新竹)/社会事業関係諸法を本島施
  行方促進(新竹・台南)/各種社会事業的団体の統一(新竹)/方面委員制度の整
  備強化(台中・高雄)/児童保護事業の拡充強化(台中)/罹災救助基金規則の改
  正(台中)/銃後奉公強化の為雑誌刊行(台南)/庶民金庫法施行(台南)/母子
  保健体力向上策樹立(台南)/遺家族、傷痍軍人指導講師の派遣(高雄)/社会事
  業研究所設置(高雄)/職業紹介法施行促進及労務管理事務を社会事業行政機関に
  移譲(高雄)/社会事業行政機構の拡充強化(高雄)/社会保健婦養成所設立(花蓮港)
 昭和十四年度収入支出決算
 昭和十五年度収入支出予算

・第百四十八号(昭和十六年三月)
 米国社会立法の法的基礎台北高商教授 鈴木源吾
 社会事業概念の変転と新体制大谷大学教授 山口 正
 新体制と人間性台北高校教授 今崎秀一
 本島方面委員制度の回顧齋藤義一
 米の専売制度実施の必要大阪商大教授 四宮恭二
 尺八と日本精神盧竹生
 内地式に改められた本島人葬儀の種々相池田蕗之介
 蓑和藤治郎理事の逝去を悼む
 所感数則彰化 屋部憲重
 遺児の靖国神社参拝について
 大阪勲の家 安倍野寮 訪問記 高雄窪田都義
 高雄遺族住宅 母の会について土井富美江
 台南傷痍軍人会便り切通正輔
 雨降り日記(癩院日記)行川信吾
 彙報
  社会事業優良団体に御内帑金御下賜/慶福会より助成金交付/慶福会より選奨金交
  付/靖国神社参拝遺児決定/新竹市方面委員事業助成会の葬儀堂新築
 統計
  全島公設職業紹介所概況(十一月分)/全島軍事援護相談所事業調(十一月分)/
  全島公設質舗業務報告(十一月分)
 昭和十五年下半期総目次

・第百四十九号(昭和十六年四月)
 扉絵桑田喜好
 戦争と転失業問題菊川忠雄
 厚生法(講座)台北帝大教授 後藤 淸
 住宅問題特集
  最近に於ける住宅問題に就て 台湾煉瓦会社監査役 西岡英夫/住宅問題と法律
  台北帝大教授 後藤 淸/厚生施設としての国民住居建築 府営繕課長 大倉三郎
  /家屋・家族・家庭 台北高校教授 今崎秀一/屏東市の住宅状況と対策 中原定
  助/新竹市の住宅状況と対策 辻生/住宅緩和策を聴く 台北 鈴木重嶽,台南 劉
  子祥,台北 谷川喜好,高雄 瀧澤豊吉/住宅関係の二法案について 住宅営団法、
  貸家組合法
 新体制下の方面委員庄野橘太郎
 戦時下台湾の結婚問題野田太郎
 癩者の短歌瀧坂陽之助
 新生の悦び(癩創作)樂生院 宮崎勝雄
 常会に臨みて高雄 瀧澤豊吉
 彙報
  第十二回「子供の日」実施要綱/未成年者禁酒禁煙遵法運動実施要綱/昭和十五年
  度台北州方面委員総会
 統計
  全島公設職業紹介所概況(十二月分)/全島公設質舗業務報告(十二月分)/
  全島軍事援護相談所事業調(十二月分)
【第49巻】

・第百五十号(昭和十六年五月)
 児童保護特集
  乳幼児保護運動の重点 総督府体育官 丸山芳登/人口問題と乳幼児保護政策 台
  大講師 秋永 肇/乳幼児保護施設の要綱 台大教授 曾田長宗/母乳栄養の再認
  識 廣津武夫/子供の保護育英事業 藤田一市/保育園の朝夕 佐竹ハナ/戦時下
  の妊婦及乳幼児保護 武山敏治/妊産婦並乳幼児保護具体策
 社会事業とその厚生政策への転換の問題東京高師教授 松本潤一郎
 社頭の感激岩本眞雄
 第二回全国保健婦大会記矢倉幸榮,椎原日出子
 戦時下台湾の結婚問題(下)野田太郎
 医療保護法に就て
 医療保護法
 誉れの子供に対する学資援護と学生寮に就て恩賜財団軍人援護会
 現代社会風俗漫画本家由雄
 統計
  全島公設職業紹介所概況(一月分)/全島公設質舗業務報告(一月分)/全島軍事
  援護相談所事業調(一月分)

・第百五十一号(昭和十六年六月)
 優強国と国民健康の増進
  統計から見た列強国民の健康 曾田長宗/母性の保健 眞柄正直/時局下に於ける
  小児の栄養 酒井 潔/性病談議 髙橋信吉/清潔な国民は興る 澤田藤一郎/
  療養所の話 佐藤 敏
 家族中心の社会事業戸田貞三
 映画と社会事業山本時雄
 医療保護法とその全国実施の要望紀本参次郎
 安藤昌盆について鹽見 薫
 常会の誓
 現代社会風俗漫画本家由雄
 統計
  全島公設質舗業務報告(二月分)/全島軍事援護相談所事業調(二月分)

・第百五十二号(昭和十六年七月)
 家族中心の社会事業戸田貞三
 対象的生命今崎秀一
 癩
  南洋の癩と台湾の癩 上川 豊/癩者の歌へる(短歌)/算盤と石黒老人(創作)
  宮崎勝雄
 戦時下に於ける台北州下の犯罪趨勢山下益治
 逝きし社会事業家の人格に学ぶ井上伊之助
 随筆
  河岸 新日 淳/釣り 山口充一/国民娯楽の建設 關口 節
 懸賞実話
  虚弱な子を丈夫に育てた話 岸川久枝/歩くまで 彭 瑞麟
 第十二回全国方面委員大会
 高雄州下の「子供の日」多産多育家庭の表彰岡田藏治
 漫画本家由雄
 彙報
 統計
 昭和十六年上半期総目次

・第百五十三号(昭和十六年八月)
 国民優生法の施行について国民優生連盟
 聖上陛下の御日常を拝し奉りて出光萬兵衛
 内地社会事業視察記近藤勝一
 視察団員感想
  社会事業と仏教的精神 船木覺三/内地社会事業施設視察と本島農村の運営 柳田
  良榮/内地社会事業視察感想 田中忠三/内地の社会事業施設を見て 許 石頭/
  内地社会事業視察所感 王 濶/地方慈善篤志家の奮起を要望 徐 ■生/社会保
  健婦について 山本時雄/保健婦について 猿渡正則
 育児用乳製品問題の近況酒井 潔
 彙報
 地方通信
 統計
【第50巻】

・第百五十四号(昭和十六年九月)
 巻頭言
 司法保護の完璧法務局長 中村八十一
 司法保護記念日に当りて高等法院検察官長 古山春司郎
 保健指導組織とその活用に就て酒井菊雄
 酒精と精神異常中 脩三
 産業戦士と禁酒大平得三
 施設紹介
  台北市城南技芸指導所訪問記 澤谷義行/台北保健館の開設に当りて 台湾保健協
  会/台中「平和村住宅」訪問記 澤谷義行
 倫落の女が甦るまで(司法保護実話)福永覺也
 厚生に関する新聞社説(島内日刊紙より)
 厚生通信
 彙報
 支部報

・第百五十五号(昭和十六年十月)
 人口問題と児童保護石川眞澄
 新体制に即応せる本島社会事業の運営近藤勝一
 シカゴの母乳配給所 曾田長宗/台北昭和育児院を語る 澤谷義行/台北庶民信用組
 合の保健婦と助産婦
 全台湾方面委員連盟結成さる
 方面事業雑感石川眞澄
 全台湾方面委員連盟結成に臨みて鈴木重嶽
 厚生とは
 厚生通信
 彙報
 支部報
 統計

・第百五十六号(昭和十六年十一月)
 台湾に於ける厚生問題の特殊性施 江南
 国民厚生の根本理念門脇光男
 社会事業の臨戦態勢大久保滿彦
 台中州保育協会/旗山悟眞社
 時局と婦人今崎秀一
 国民体力検査の話
 方面道片々録屋部憲重
 保健婦の手帖西村喜久
 方面取扱実話
  放蕩者を更生させる迄 宇田 繁/路頭に迷ふ母子の救護 中里密之助/太鼓腹を
  抱へた薄幸な女 矢部 恪
 支部報

・第百五十七号(昭和十六年十二月)
 台湾住宅営団令公布に際して文教局長 梁井淳二
 方面事業の新動向岸田 到
 戦時労務動員の新方向菊池勇夫
 労働少年の犯罪と指導前田偉男
 靖国神社の感激野田太郎
 時局下台北市職業紹介所の種々相柿原 勤
 連盟結成を知りて原 忠明
 本島人の信仰について大森 茂
 盗癖の児童を矯める迄池田和夫
 嘉義市産婆会田村菊三郎
 方面取扱実例
  前蔵夫妻を更生させる迄 三浦慈山/憐れな一家を救ふ迄 孫 碧桂
 歳末年始に関する事項
 台湾住宅営団令及同施行規則
 支部報
【第51巻】

・第百五十八号(昭和十七年一月)
 年頭の辞台湾総督 長谷川淸
 新年の辞総務長官 齋藤 樹
 方面委員資格の再検討三卷俊夫
 方面事業の新動向(二)岸田 到
 婦人の結婚適齢に就て丸山芳登
 帰郷軍人の援護指導に就て淸水善之
 海洋青少年養成所に就て/財団法人台湾育英財団について豊澤勇治
 本島人の団結心陳 紹馨
 経済相談所と同所に現はれた諸問題林 徳昌
 方面取扱実例
  衣食足れば風波絶えない家庭も春風胎蕩となる 胡 丙申/本島人の悪習慣に義憤
  して 呉 老牛/不理解な伯父夫婦をして親のない子を教育させた話 呉 寅卯/
  出産世話と妻没後の救助 谷口忠太/負債と盗癖ある長女に悩む妊婦を援護 古谷瀧夫
 第一回全島厚生事業大会記
 長谷川総督厚生事業大会参会者を官邸に招待
 支部報
 昭和十五年度本会決算/昭和十六年度本会予算
 昭和十六年度下半期総目次

・第百五十九号(昭和十七年二月)
 詔書、告諭
 台南州下震災の罹災者に御救恤金を御下賜
 方面事業の新動向(三)岸田 到
 大東亜戦争と厚生事業への進展のために近藤勝一
 方面委員の改姓名に就て永山和泉
 台南州下震災状況近藤勝一
 国民更生金庫の施行を要望す林 大樹
 台湾職業相談所に現はれたる種々相戸島生
 新店庄の旭明荘と医療施設武山敏治
 囹圄の者生業資金の援助で更生せし実話池端水之助
 時事
  大詔奉戴日設立/国民保健向上を図る日本医療団の設立/銃後島民の亀鑑二十五氏を
  表彰/芝山巌六氏の遺烈師範修身書に採択
 方面事業
  全台湾方面委員連盟理事鈴木重嶽氏の逝去を悼む/全台湾方面委員連盟職員委嘱/
  高雄州方面委員異動
 支部報
  台北州下に於ける窮民救助/第六回台中州保育研究要項

・第百六十号(昭和十七年三月)
 詔書、告諭
 畏し全国社会事業優良団体へ御内帑金御下賜
 長谷川総督閣下より薄倖な人々に対する温情
 我国民の南方進出問題丸山芳登
 志願兵制度実施に当りて要望す牧野雄七郎
 保健館訪問記瀨知 章
 維新の日本をめぐる米・英の動き近藤生
 方面委員ノ使命庄野橘太郎
 軍人援護偶感窪田都義
 蘭印の医療機関石射健次
 真珠湾港奥深し瀨知 章
 時事
  シンガポール島を昭南島と呼称/畏し特赦復権の恩命/健気な乙女の心意気
 支部報
  第三回台中州方面事業研究会
【第52巻】

・「厚生事業の友」第百六十一号(昭和十七年四月)
 巻頭言
 日暮れたり(朗誦詩)吉田絃二郎
 台湾罹災救助基金制度覚書総督府審議室 長山秀夫
 日本厚生事業の要素総督府労務課 丸山篤一郎
 五月号「子供の日」紹介
 本島に方面委員制度設置されて二十周年を迎へるに当りて近藤勝一
 震災復興に就いて 嘉義市 庄野橘太郎/謎の癩患者 台南市 村上玉吉
 時事
 物故方面委員並関係者慰霊祭
 彙報
 台湾住宅営団の設立に当りて金子芝三
 結婚と生活相談所皇民奉公会生活相談所主任 藤田一市
 島民に送る結婚新体制の書皇民奉公会生活部 根岸千里
 編集談義白柚の實
 原稿募集
 編集後記

・「厚生事業の友」第百六十二号(昭和十七年五月)
 巻頭言
 日本の児等にポール・リシャール/大川周明訳
 天長節祝辞長谷川台湾総督謹話
 天長節謹話齋藤総務長官
 台湾に於ける保育の理論と実際台中州教育課 岡部松五郎
 戦時下に於ける乳幼児保護と公設産婆の使命について府社会課 近藤勝一
 母乳と代用品台北市小林病院長 小林準一
 乳児保護台北保健館事務長 室井久松
 乳幼児保健婦だより
  母心 指導婦 田島基子/一家庭を訪ねて 松石砂子/ビオスメール 松田京子/
  私に尋ねる母親 詹氏秀蘭
 乳児の完全栄養編集部
 時事
 戦争と児童愛護府労務課 丸山篤一郎
 子供の日にあたり世のお母様方へ信生堂病院長女医 森田豊子
 台湾方面委員連盟理事田邊誠一郎氏を悼む近藤勝一
 支部報
 原稿募集
 編集後記

・「厚生事業の友」第百六十三号(昭和十七年六月)
 日本精神
 民族の興亡と人口問題台中医院医学博士 兒玉 保
 端午の節句南菜園長 立花 壽
 結核予防週間に際して楊梅方面委員 矢部 恪
 闇から藁の上へ台南市 村上玉山人
 保健婦だより
  真実に生きる 指導婦 田島基子/謬見二三 保健婦 前田お能江/育てる研究
  同 藤野タミ/合理的な育て方 同 潮 久子
 院内実話 木蔭の白百合宮崎勝雄
 愛児の手紙を手にして台北市小林病院長 小林準一
 乳幼児保健の管見赤十字小児科医長 大梁火曜
 愛の一家白柚 生
 原稿募集
 編集後記

・「厚生事業の友」第百六十四号(昭和十七年七月)
 口絵 第十三回乳児選奨優良児・軽快な婦人標準服
 すめらあきつ
 民族の興亡と人口問題台中医院医学博士 兒玉 保
 父母恩重経を読む台北小林病院長 小林準一v
 産業戦士の唄朱暦器 松平公平
 保健婦だより
  育児日記 高橋クラ/天然栄養(母乳) 堂園ヱミ子/望みたい育児の知識 程氏秀綿
 院内実話 木陰の白百合宮崎勝雄
 第十三回全島乳児選奨会台湾社会事業協会
 婦人標準服の制定に就て皇民奉公会生活部
 支部報
 心の厚生高雄州教育課 古田啓茲
 新婚育児日記基隆市 山路美智子
 聘金五百二十円藤田一市
 原稿募集
 編集後記

・「厚生事業の友」第百六十五号(昭和十七年八月)
 三種神器北畠親房
 民族の興亡と人口問題台中医院医学博士 兒玉 保
 聖業完遂全国方面委員報国大会府社会課属 近藤勝一
 嘉義は医者町健康地嘉義市 庄野橘太郎
 台南州下市街庄方面委員書記打合会台南州庁教育課 幸地 新
 台湾新劇問題に触れて北門庄役場 王 登山
 親心子心台南市 村上臺陽v
 彼等の言葉社会課 瀨知 章
 新婚育児日記基隆市 山路美智子
 院内実話 木蔭の白百合宮崎勝雄
 編集後記
 原稿募集
【第53巻】

・「厚生事業の友」第百六十六号(昭和十七年九月)
 表紙(戦時災害保護法特集)
 口絵 新会長西村高兄閣下
 生に歓びを文教局長 西村高兄
 戦果に酔ふ勿れ陸軍当局談
 局長談話 戦時災害保護法本島施行に当りて西村高兄
 戦時災害保護法:法律第七十一号/戦時災害保護法施行令:勅令第四百五十五号/戦
 時災害保護法朝鮮台湾及樺太施行令:勅令第六百二十九号/戦時災害保護法施行規則
 :府令第百三十六号/戦時災害保護法施行細則準則/通牒関係
 戦時災害保護法解説総督府属文教局社会課 近藤勝一
 台湾罹災救助基金規則:律令第十号
 ニコニコ運動台湾総督府文教局編修課 土屋 寛
 国民体力法の実施とその意義府体育官医学博士 丸山芳登
 彙報
 編集後記

・「厚生事業の友」第百六十七号(昭和十七年十月)
 民族の前衛藏原伸二郎
 御内帑金御下賜
 長谷川総督閣下の温情
 戦時下に於ける方面委員制度の運営と済世顧問の精神に就て台湾総督府属 近藤勝一
 厚生と新体制高雄州庁教育課 吉田啓茲
 厚生事業内地視察記高雄市方面委員 宮川精九郎
 宴会随想台北市小林病院長 小林準一
 若葉三木節子
 孝道は軌条へ楊梅方面委員 矢部 恪
 子育て
 子供へ向ふ
 母子保護から観たる生活必需品の配給嘉義市 庄野橘太郎
 傷痍軍人の厚生を希む南天棒 平松亮卿
 大東亜建設の禁酒方策日本禁酒同盟理事 小鹽完次
 大東亜共栄圏建設完遂と禁酒問題医学博士 吉田坦藏

・「厚生事業の友」第百六十八号(昭和十七年十一月)
 巻頭言近藤勝一
 頭山満翁に与ふ武藤貞一
 戦時下に於ける方面委員制度の運営と済世顧問の精神に就て 台湾総督府属 近藤勝一
 方面委員手引草厚生省生活局 林彌八
 欧米人の個性生活相談所主任 藤田一市
 母性の生命台北高等学校教授 今崎秀一
 保育事業に関して二つの感謝報告城西技芸指導所 後藤登美子
 厚生問題に就いて台北高等学校教授 鹽見 薫
 厚生事業内地視察記  高雄市方面委員 宮川精九郎,新竹市方面委員 呉 庚爐,
桃園郡方面委員 小野譲之助
 アリウシヤンの住民と生活東京物価統制会 福林正之
 鴻図を読む文教局編修課 土屋 寛
 酒の薬効と害毒台北帝国大学教授 杜 聰明
 台中州保母養成所開所及入所式岡部松五郎
 第二回新竹州厚生事業大会(支部報)
 編集後記

・第百六十九号(昭和十七年十二月)
 巻頭言
 戦時下に於ける児童保護の重要性文教局社会課 近藤勝一
 共済精神の本義鉄道省大臣官房技師 松本浩太郎
 方面委員の手引草厚生省生活局 小林彌八v
 暗夜の明星高雄州庁教育課 古田哲次
 雁の便り台南市 玉山 人
 厚生事業精神台南市 山本時雄v
 塹壕の娘子基隆市 山上利根雄v
 最近本島商工業者の動きと転廃失業情況商工会議所 戸島憲次
 大東亜戦争と戦ふ日本の母東京大政翼賛会 森崎善一
 厚生事業内地視察記 その三高雄市方面委員 宮川精九郎
 昭和十八年新春原稿募集
 編集後記
【第54巻】

・「厚生事業の友」第百七十号(昭和十八年一月)
 年頭所感台湾総督 長谷川 淸
 新年祝辞社会事業協会長 西村高兄
 国民皆労と生活の明朗化厚生大臣 小泉親彦
 戦時財政の根本大蔵大臣 賀屋興宣
 人口問題と台湾台北帝国大学教授 酒井 潔v
 労働の国家管理と厚生台北帝国大学教授 後藤 淸
 共済精神の本義(二)鉄道省大臣官房技師 松本浩太郎
 全島厚生事業方面委員諸家年頭感懐
 台北保健館に在りて保健館事務長 室井久松
 都市の空閑地利用台北小林病院長 小林準一
 東亜厚生大会の追憶文教局社会課 金子演男
 青年と体育総督府体育官 丸山芳登
 米国を亡す個人主義の実体海老名一雄
 編集後記

・「厚生事業の友」第百七十一号
 決戦下に於ける保育事業の重要性台湾総督府属文教局社会課 近藤勝一
 第二回全島厚生事業大会
  会長式辞/総督告辞/宣誓 新竹州知事祝辞/感謝文 新竹市長祝辞/祝辞 新竹
  商工会議所会頭
 第二回全島厚生事業大会記
  表彰者功績の大要
   方面事業功労者/社会事業功労者/軍事援護事業功労者
  前年度大会決議事項処理概要
   台湾社会事業協会会務報告/恩賜財団 軍人援護会台湾本部事業報告/全台湾方
   面委員連盟会務報告/各州庁提出協議事項/台湾社会事業協会提出協議事項/恩
   賜財団 軍人援護会台湾本部提出協議事項/全台湾方面委員連盟提出協議事項
 全台湾方面委員連盟地方委員坂場三郎氏を悼む 全台湾方面委員連盟理事 近藤勝一,
高雄州連合保護会長 坂口主税,高
雄市方面委員代表 宮川精九郎,高
雄市長 横山竹男
 全島中堅方面事業関係者共錬会実施要綱

・「厚生事業の友」第百七十二号(昭和十八年三月)
 一つの問題台大助教授医学博士 村上勝美
 乳幼児の保育及び疾病台中慈恵院女医 陳 桂子
 人格的資源台北高等学校教授 今崎秀一
 まなぶ文教局編修課 土屋寛生
 社会事業施設訪問記(其の一)愛護寮の巻台南高等工業学校書記 山本時雄
 心住慈悲思存忠孝高野山台湾別院主盟/高野山護国十善会会主 吉川法城
 二人とも新しい結婚生活へ(取扱実話)台南州北門郡 王 登山
 小河滋次郎博士台南市 村上玉橘
 方面委員の手引草厚生省生活局 小林彌八
 編集後記

・第百七十三号(昭和十八年四月)
 草山に於ける全島中堅方面委員共錬会
 厚生事業内地視察記(その四)高雄市方面委員 宮川精九郎
 応召軍人を送る辞台北市小林病院長 小林準一
 厚生の意義台南市 石橋慧空
 強歩遠足台南市 村上薹陽
 台南州産婆奉公団の誕生を迎へて嘉義市 庄野橘太郎
 厚生事業施設訪問記(その二)台南慈恵院の巻 山本時雄
 支部報
 編集後記

・第百七十四号(昭和十八年五月)
 この道今中楓溪
 新産児及乳幼児保健の立場から観た母性の保護台北帝国大学教授 眞柄正直
 玄米食と育児に就いて台北市信生堂病院長 森田豊子
 「質と量の増強から観た乳幼児保護」座談会
  西村高兄,曾田長宗,村森田豊子,/宮川精九郎,/大里かめ,藤まさ子,深澤宏澄,
  /宇田 繁,/三卷俊夫,/金子光太郎,/香久忠俊,/近藤勝一 其ノ他
 乳幼児保健婦日記
  渡台一年のあと 台北保健館婦長 田島基子/保健婦の使命に立ちて 保健婦 西
  村喜久/ある日の保育 鎌倉保育園保母 田崎サチヱ
 戦時下の母と子台北幼稚園嘱託 早川 節
 子供と環境台北市城西技芸指導所 後藤とみ子
 五節句編集部
 乳幼児及保育色々東京新興生活館 岸田軒造
 実話 ある母と子の会話基隆市 をんち・はるを
【第55巻】

・「厚生事業の友」第百七十五号(昭和十八年七月)
 総力戦と厚生事業台北帝国大学教授医学博士 中 脩三
 台湾に於ける乳児死亡率低下対策の要点台大助教授医学博士 村上勝美
 非常時局下健民厚生の為に赤十字小児科医長台大医専教授 福田 凌
 勤労の日本的性格台北高等商業学校助教授 佐藤 穰
 乳幼児保健婦日記
  金曜日 保健婦 松石砂子/市民の皆様 保健婦 潮 久子/町の人々 保健婦
  詹氏秀蘭
 時局と家屋愛護台北市小林病院長 小林準一
 新店厚生医院新店庄方面委員 武山敏治
 敬老台南市 村上玉吉
 草山に於ける方面委員共錬会記(続)瀨知 章
 厚生事業内地視察記宮川精九郎

・「厚生事業の友」第百七十六号(昭和十八年九月)
 清掃さるべき謬想―戦力増強の為に―台北高等商業学校助教授 佐藤 穣
 第二十回禁酒週間に際して文教局長 西村高兄
 戦時厚生問題としての禁酒論東京 小鹽完次
 方面事業の前途台南市方面委員 石橋慧空
 方面委員よ何処に行く台湾社会事業協会理事 三卷俊夫
 方面事業への希望台北市方面委員 森方男
 方面事業と社会的実践同 井上直次郎v
 結婚問題に就て高雄州教育課 吉田啓■
 司法保護と前科者台湾司法保護事業連盟理事 大槻三郎
 健民対策と禁酒運動厚生省研究所部長医学博士 古屋芳雄
 みちのくの記中央社会事業協会厚生の友主幹 茂木比呂史
 人命救助台南市 村上日東
 施設紹介
  養浩堂医院/林本源博愛医院/財団法人嘉義愛護会
 両陛下の御仁慈
 島民に魁けて長谷川総督義捐金を贈る
 戦歿軍人遺児錬成会社会課援護係
 取扱実例発表台南州方面委員 島岡繼政
 敍任辞令

・「厚生事業の友」百七十七号
 待望の徴兵制本島施行に決定
 皇民至上の栄誉に感奮し建軍の本義に徹せよ長谷川台湾総督談
 乳幼児栄養問題の展望台北帝国大学教授医学博士 酒井 潔
 支那民族の勤労観台北高等商業学校助教授 佐藤 穰
 判例に現れた米国民の残虐性台北高等商業学校教授 鈴木源吾
 移民村見聞の二三台北高等学校教授 鹽見 薫
 質疑応答 保健所の運営について警務局衛生課
 秋津の移民村に咲いた人情美談台中州方面委員 岡部快道
 河童の川流れ台南市 村上玉橘
 随想 感激と実践台北市 小林準一
 施設紹介
  財団法人二林厚生会/北斗郡トラホーム治療会 /台湾仏教龍華会
 取扱実例発表台中州北斗郡二林街方面幹事 長林宏成
 編集後記

・「厚生事業の友」第百七十八号(昭和十八年十一月)
 方面事業功労者に恩賞
 徴兵制実施と本島人青年の体力増強方策府体育官医学博士 丸山芳登
 肺結核殊に小児結核に就て台大医専教授/赤十字小児科医長 福田 凌
 女子勤労問題に於ける厚生事業への要請台北市 松平公平
 高雄市興亜館開館近し編集部
 恩給金庫の利用に就て恩給金庫台北支店長 大井學治
 軍事援護は婦人の手で城西技芸指導所 後藤登美子
 若き本島女性に贈る台北保健館保健婦 徳山みどり
 活かしませう女性の本分―健民厚生の為に―台北保健館保健婦 小松しづ
 施設紹介
  嘉義慈恵院/台南新樓医院/新竹市方面委員事業助成会
 能力に応じ幹部に採用―本島の徴兵―那須兵務局長
 編集後記

・「厚生事業の友」第百七十九号(昭和十八年十二月)
 総督府社会課に厚生係新設
 廃刊の辞編集部
 廃刊の悲報に接して全台湾方面委員連盟常務理事 杵淵義房
 創刊以来の寄稿者芳名編集部
 肺結核殊に小児結核に就て台大医専教授赤十字小児科医長 福田 凌
 戦時下の社会事業高雄州教育課社会事業理事官 禿顯雄
 家庭に於ける被服更生と廃品利用吉見技芸女子実践学校長 吉見まつよ
 必勝生活確立への反省文教局社会課 呉氏娟々
 地方通信台南市方面委員 川崎吉太郎
 編集後記