台湾統治の解明へ
石田 浩関西大学教授
待望の研究資料が刊行される。周知のように戦後台湾の発展を理解するためには、その助走期である日本植民地統治を考察する必要があり、本資料集を通じた50年間の台湾統治の社会経済の解明が待たれる。
側面からのアプローチ
脇村孝平大阪市立大学教授
日本の植民地統治が台湾社会にどのように関与し、いかなる影響を与えたのか。それらの問いに答えるためには、社会政策や医療・公衆衛生といった側面からのアプローチが不可欠である。貴重な資料の刊行を歓迎する。
近代日本のあり方の証し
脇村孝平大阪市立大学教授
日本の植民地統治が台湾社会にどのように関与し、いかなる影響を与えたのか。それらの問いに答えるためには、社会政策や医療・公衆衛生といった側面からのアプローチが不可欠である。貴重な資料の刊行を歓迎する。
近代日本のあり方の証し
一番ヶ瀬康子日本女子大学名誉教授
半世紀に渡る日本の植民地時代の台湾の社会事業史は近代日本のあり方の証しとして、貴重かつ重要なものと考えます。
植民地支配の底辺に関する膨大な資料
大江志乃夫茨城大学名誉教授
これまで遅れていた植民地支配の底辺に関する膨大な資料の復刻という壮大な事業が、植民地研究の発展に資すること大と信じます。
総督府と民衆との接点
栗原 純東京女子大学教授
社会事業は総督府と民衆との接点である。関係資料の公開により植民地の実相が明かになることを期待する。
台湾植民地史研究を前進
■ 照彦國學院大學教授
世界植民地史研究に遅れをとっていた台湾植民地史研究を少なからず前進させる史実・資料の刊行に敬意を表したい。
社会問題に関する第一級資料
西川 潤早稲田大学教授
日本の台湾統治時代の社会問題に関する第一級資料として推薦します。
台湾先住民族研究を深化
原田勝弘明治学院大学教授
日本統治下の台湾先住民族研究を深化させる上で久しくのぞまれていた画期的資料集である。
社会史分野の発展が期待
檜山幸夫中京大学教授
本書の刊行によって、台湾史研究の中で最も遅れている社会史の分野に大きな発展が期待されえる。
信頼する友人諸君の編
吉田久一日本社会事業大学名誉教授
信頼する友人諸君の編になる「台湾編」の出版が無事完了しますことを祈ります。
推薦します
遠藤興一[明治学院大学教授]
広瀬順皓[駿河台大学教授]
若林正丈[東京大学教授]
*推薦者の肩書き等は2001年当時のものです。